妊娠中であってもハムスターに接したいと考えている女性の方も多いと思います。

また、ハムスターが妊娠したけれど、どのように管理すればいいか分からない方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、飼い主が妊娠した場合、ハムスターが妊娠した場合の両方について注意点を紹介していきます。

ハムスター 妊娠中 感染

妊娠中にハムスターを触ってもいいの?

触っても大丈夫ですが、問題なのはハムスターへの接し方です。

基本的に空気を通じてヒトに感染するようなウイルスはありません。

しかし、ハムスターの糞や尿に触った場合は、手洗いと消毒をしっかり行う必要があります。

また、床材や砂などが飛び散るため、同じ室内にいる場合は注意しましょう。

ハムスターに指を噛まれたり、喘息を発症したりすることもあります。

ハムスターからヒトへ感染する病気として、次の2つを挙げることができます。

リンパ球性脈絡髄膜炎、サルモネラ症です。

妊娠中はケージを別室で管理し、ペットヒーターを使い室温を17度以上に保ちましょう。

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妊娠中のハムスターへの注意点は?

ハムスターが妊娠した時に注意してもらいたいことが3つあります。

まず、栄養状態の管理です。

種類にもよりますが約20日間の妊娠期間で何匹もの赤ちゃんが成育していきます。

母親が栄養不足だと、お腹の中の赤ちゃんに必要な栄養素が届きません。

また、母親も赤ちゃんに栄養を取られ出産後の負担も大きくなります。

妊娠中は、高タンパク質、高カルシュウム、高ビタミンが必要です。

食べる量も水分もいつもの2倍は必要となります。

一つひとつの量は少なくても、いろんな栄養素が摂れるように考えてエサを与えましょう。

次に、ストレスを与えないようにすることです。

ケージの中が汚れているからといって掃除はしてはいけません。

掃除は、エサを与える時に食べ残しや床材の汚れている部分だけを取り除く程度にしましょう。

給水ボトルの水もエサを与える時に交換するといいでしょう。

必要最低限のサポートを行い、過剰に世話を焼かないことがポイントです。

最後に、飼育環境を整えることです。

日差しが柔らかく入り込み、心地よい風通しがある場所が最適です。

ハムスターの適温は18℃~26℃ですから、妊娠中は、21℃~23℃を目安に温度管理をしてあげましょう。

日照時間は12時間~14時間を目安に考えましょう。

まとめ

妊娠中にハムスターと触れ合っても大丈夫ですが、遊んだあとはケアをしっかりと行ってください。

ハムスターの妊娠については、バランスのいい食事、最低限のお世話をして、住みやすい環境を維持しましょう。

ヒトと動物お互いが安心して暮らしていけるのが一番ですね。

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