ハムスターの下痢が何日も続くと心配になりますよね。

食べ過ぎや食あたり以外にも、下痢になってしまう原因があります。

それは体内の常在菌が悪さをして、下痢を引き起こしてしまうのです。

今回は、ハムスターの健康に関して「糞」と「尿」をテーマにして話していきます。

ハムスター 下痢 尿 トリコモナス 感染

ハムスターの下痢!トリコモナス感染症とは?

トリコモナスはもともとハムスターの体内にいても不思議なものではありません。

人間の体内に存在する悪玉菌と同じで、ある状況下に置かれると増殖し、害をもたらすようになります。

体調が悪くなったり、強いストレスに晒されたりすると、その数が増え軟便や下痢の症状を引き起こします。

完全に駆除することは不可能で、便の状態が通常に戻れば回復したと判断します。

駆除できても再発の可能性はとても高く、定期的な便の検査を必要とします。

なぜなら薬物への耐性が強く、人間へ感染することもあります。

しかし、乾燥には弱いのでケージやエサ入れなどを洗ったらしっかりと乾かすようにしましょう。

寄生虫による下痢を発症させたメスに、子どもを産ませてはいけません。

ほぼ高確率で、生まれてくる子どもたちも寄生虫による下痢を引き起こす可能性があります。

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尿の色でハムスターの体調を知ることができるの?

ハムスターの種類によっても色が異なるようですが、正常な場合は白色だったり、黄色味を帯びたりしています。

しかも、独特の尿のニオイがありますが、つんと鼻を刺すようなものではありません。

ただし、次のようなカラフルな色の尿が見られたら注意する必要があります。

オレンジ色、茶褐色やピンク色、赤色の尿が出て、通常のニオイと違う場合は、次のような病気が考えられます。

尿道炎(尿の回数が増える)、尿道閉塞(排尿が困難になる)、尿路結石、腎臓の機能の低下などです。

このような色の尿が確認できたら、近くの動物病院を訪ねてみてください。

尿の正常な状態とそうでない状態の判断基準は、色の濃さを挙げることができます。

まとめ

ハムスターの下痢が数日続くようならば、排泄物を保管して病院で検査してもらいましょう。

すると、原因が寄生虫によるものかどうかすぐに分かります。

ハムスターの尿の色にも体調の変化は現れます、そのサインを見落とさないようにしてください。

スキンシップをかねて掃除を行うと一石二鳥ですね。

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