ハムスターのしっぽは一見短く見えます。
歯は口を開けていないと見えませんのではっきりと確認する機会は少ないです。
ハムスターのしっぽは毛で隠れていますが、短く見えても実は見えている以上の長さがあります。
それにハムスターの歯は堅いものをかじったりして削れるだけで一生伸び続けます。
歯もしっぽも思っている以上に長いということですね。
しっぽの長さ
ハムスターはネズミの仲間です。
ネズミは木に登ったりするので、落ちるのを防ぐために物に絡めたりバランスをとるためにしっぽが長くなっています。
リスなどのしっぽが長いのも木に登るのが理由です。
ハムスターのしっぽが短い理由は木に登る必要がないためです。
地上で暮らすハムスターだからこそネズミやリスに比べてしっぽが短くなっていると言っていいでしょう。
歯の長さ
ハムスターの歯は生きている限り伸び続けます。
ケージの金網などの堅いものをかじることでハムスターは歯を削っています。
ですがそれだけでは伸び続けるのを防げない場合は切らなければなりません。
飼い主が切ろうとするとショックで心臓麻痺を起こすこともありますので、安全のために病院で切ってもらいましょう。
歯が伸びすぎるのを防がないといけない理由
ハムスターの歯が伸びるというのを知らない人も少なくないと思います。
その一つの理由として真っすぐ伸びるわけではないというのがあります。
真っすぐ伸びていけば口の中には入りきれなくなるので気づきます。
ハムスターの歯は曲がりながら伸びるので外から見ても気づきにくいのです。
歯が伸び続けることで食べ物を思うように噛めなくなるだけでなく、水分補給も難しくなりハムスターは衰弱していってしまいます。
場合によってはそのまま伸び続け、口の中に刺さったり皮膚を貫通する場合もあるので注意が必要です。
まとめ
ハムスターはネズミなどに比べしっぽが短く見えるが、毛に隠れている部分もあるので見えているより長いです。
ハムスターの歯は伸び続けるので、切ってあげないと長くなっていきます。
伸び続けると食べづらかったり水分補給も難しくなるので衰弱してしまいます。
ケガにもつながるので、伸びていることに気づいたら自分で切ってあげるのではなく病院に連れていきましょう。
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