ハムスターは普段コロコロしたフンをします。

下痢をしにくい動物なのです。

なのでハムスターにとって下痢は命に関わる大変危険な症状です。

ハムスター 下痢 見分け

下痢をしている時の状態

下痢は水分が多いので、尻尾の先の方まで濡れてしまいます。

もしそういう状況の時は下痢の可能性が高いでしょう。

他にはじっとして動かなくなります。

体調不良を起こしているので、元気がなくなり動き回らずにうずくまった感じになります。

下痢の症状

ハムスターのフンはコロコロしていますが、下痢の時は水分が多いので掴むことができない形が崩れたフンになります。

また、臭いも強くなります。

下痢をすると水分も多く体外へと出てしまうので脱水症状を起こすこともあります。

下痢の原因

ハムスターの下痢の原因の多くがストレスです。

ストレスで自律神経を崩してしまい腸炎などを起こすと下痢をしてしまいます。

ウイルスや細菌が体に入ることで下痢をする場合もあります。

ウェットテイルとよばれる感染症が原因で下痢になると命に関わります。

牛乳の乳糖や甘味料を食べることで下痢になる場合もあります。

牛乳や甘味料などの脂分が多いものを摂取すると、腸内で水分が吸収されにくくなり下痢を起こします。

水分が多い野菜や果物を与えすぎても下痢になります。

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下痢をした場合の予防法

ハムスターは住む環境が変わるとストレスを感じるので、飼い始めの時にフンをチェックするようにしましょう。

ストレスでの下痢に多いタイミングは飼い始めの時です。

野菜や果物を与える時は水分を取り過ぎないように考えて与えましょう。

また、人間には効果があるヨーグルトは大量の善玉菌を飼っているハムスターにとっては逆効果なので与えないようにしましょう。

細菌の感染を防ぐためにゲージは定期的に掃除をし、清潔にしておきましょう。

下痢の時の対処法

栄養を吸収しにくくなっていて体温が下がりやすくなっているため、部屋を温めてあげるようにしましょう。

あとは、消化のいい食べ物を与え水分補給ができるようにしましょう。

これは飼い主ができる対処法ですが、安全のためできる限り早く病院に連れていくことが最善です。

まとめ

ハムスターの下痢の原因は、ストレス・細菌・脂分の摂取・野菜や果物からの水分の取り過ぎなどがあります。

下痢をすると、尻尾まで濡れていたりじっと動かなくなります。

フンは形が崩れるので、よく観察するようにしましょう。

飼い始めの時にストレスから下痢をすることも多いので、注意しましょう。

下痢をしてしまった時は命に関わることもあるので、できる限り早く病院に連れていきましょう。

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