ハムスターにとって快適に過ごしやすい湿度は40%~60%です。
それ以上湿度が高くなってしまうと、下痢や皮膚病などの原因になってしまいますので、湿度管理はしっかりと行ってあげましょう。
正しい湿度の測り方として重要なポイントになるのが、ケージのすぐそばに湿度計を設置して定期的に確認しましょう。
ケージの設置場所は、部屋の角や湿気の溜まりやすい窓のそばは避け、風通しの良い静かな場所を選んであげ、水槽タイプや衣装ケースなどで飼育している場合は湿気がこもりやすいので扇風機などを使い人工的に風を作ってあげましょう。
この時、直接扇風機の風が当たらないように手で確認しながら間接的に風を送るようにしてあげてください。
エアコンなどを使って、部屋全体の除湿を行う事が理想的ですが電気代のことも考えるとあまりお勧めできません。
その他にも、ハムスターの絶対届かないところでなるべくケージの近くに除湿剤を置いておく事でも効果はあります。
部屋の掃除は細目に行いましょう
ハムスターが寝床にしているお家や、床材などにも湿気は溜まりやすく特に梅雨の時期になるとすぐにカビが発生してしまいます。
いつも以上に部屋の掃除をして床材の交換・洗った後の寝床をしっかりと乾燥させましょう。
エサや水もいつも以上に交換しましょう
梅雨の時期の湿気は、ちょうど温度も細菌にとって活発しやすい事もあり、エサや水などが腐りやすくなってしまいます。
一日に3回ほどは交換して、常に新しい状態のエサにしておくことがお勧めです。
また、保管しておくエサも湿気が入り込まないように口をしっかりと閉じておきましょう。
まとめ
ジメジメとしている時は、ハムスターが体調を崩しやすい状態になりますので飼い主さんが気を付けて湿度管理をしてあげましょう。
また、湿気によって下痢を繰り返してしまった場合、脱水症状を起こしてしまう事もありますので、早めに動物病院での受診をお勧めします。
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