妊娠したハムスターは妊娠10日目ほどで妊娠したことを確認できると言われています。
しかし、体の小さなハムスターは、パッと見て変化が感じ取りにくいことが多いです。
今回はハムスターが妊娠した場合、どんな変化があるのか、またそれに伴い発生する各症状と年齢について調べました。
妊娠したハムスターの行動サイン
妊娠したハムスターのメスはまず気が強くなります。
これは「生まれてくる子どもを守らなくてはならない」という母性本能がすでに機能していることの表れです。
もしそのように感じる行動の変化があれば、まずはそっとしておきましょう。
妊娠して10日を過ぎると、徐々にお腹が目立ってきます。
歩き方も少しゆっくりと、ノロノロ歩くようになってきます。
この時、妊娠しているだろうと思っても絶対に触らないでください。
ハムスターはとても小さな生き物ですので、人間が下手に触ると流産してしまう可能性があります。
妊娠したハムスターの体重
妊娠していたとしても、本来はあまり触らない方がいいのですが、一応目安として代表的なハムスターの種類別の体重の増加を知っておきましょう。
- ゴールデンハムスター 40グラム前後
- ジャンガリアンハムスター 25グラム前後
- ロボロフスキーハムスター 10グラム前後
の体重の増加が一般的と言われています。
ハムスターの妊娠する年齢
ハムスターのメスが妊娠可能になるのは生後1ヶ月頃からであると言われています。
しかし、「可能である」というだけで、若すぎると子どもを育てるには適していないとされます。
育児放棄が起きやすいのもこの時期です。
一般的には生後3ヶ月から1歳になるまでの期間が、妊娠出産するには安定しています。
しかし、1歳を過ぎたメスのハムスターは、少しずつ老化が始まり、流産や病気などの症状が現れるリスクが高まります。
2歳を超えてからの出産は完全に危険です。
他の動物に比べ、ハムスターは成長のスパンが短いことを理解しておきましょう。
まとめ
妊娠出産が及ぼす身体の変化や注意すべき症状、妊娠適齢期など、大切な項目がたくさんありました。
ハムスターは身体が小さな分、私たちがそのサインを見逃してしまうこともたくさんあると思います。
しかし、知識として知っておくことで、飼育しているハムスターの状態が判断できるのではないでしょうか。
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