健康のためにウォーキングを始めた人もいらっしゃるかもしれません。
実は、ハムスターの散歩は、ヒトのそれとは少し異なります。
ではどんなところが異なるのかなどを含めて紹介していきたいと思います。
ハムスターを散歩させる目的は?メリットは?
ハムスターの散歩は、運動ではなく自分の縄張りをパトロール(見回り)することが目的です。
野生のハムスターは、、餌を探索したり、パートナーを探したりするには、巣穴の外に出る必要があります。
しかし、何の計画もなしに外へ出ると、天敵に捕らえられたり、ライバルに縄張りを奪われたりします。
そうならないために、あらゆる事態をそうていして確認するために巡回します。
危機管理や防御反応に近い本能的な行動のため、散歩をさせないと、恐怖心を招くことにつながります。
散歩をさせるメリットは、次の2つです。
まず、安心して暮らすことができます。
実際に散歩をすることで、通路の安全や、天敵などの危険がないことを確認できます。
次に、思いきり体を使って楽しむことができます。
緩急をつけて動いたり、物を飛び越えたり、などフルに動くことができます。
ハムスターの本能的要求を満たすことができ、精神的にも生き生きとしてきます。
ハムスターを散歩させる頻度は?毎日?
野生でも毎日巡回しているので、飼育環境でも毎日決まった時間に散歩させる必要があります。
しかし、寒かったり、体調が悪かったりすると、散歩に出たがらないことがあり、病気の早期発見に繋がります。
初めてハムスターを散歩に出すと、まずどこかに隠れようとします。
そこで自分の居場所が分かると、身を低くし緊張しながらあちらこちらを動き回ります。
最初から部屋全体を回ることはできないので、部屋を1周したら、その日は終わりにしましょう。
散歩コースに慣れてくると、少しずつ行動範囲を拡大していきますが、興味の有無や、日によっては偵察をしない場所があるので、ほぼ散歩にかかる時間は決まってきます。
巡回時間というより、ハムスターがそれに集中できる時間ということもできます。
まとめ
ハムスターを散歩(巡回)させるのは、安全確認のためだと知り驚きました。
大変だとは思いますが、できれば毎日、同じ時間に散歩をさせたいものですね。
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