ハムスターは一般的に犬、猫、モルモットなどに比べて、あまり臭いは気にならないペットと言われています。

臭うとすればたいていはオシッコが原因です。

トイレとトイレ用の砂を備えて砂をこまめに変えれば臭いの元は断ち切れます。

ただしオシッコが体に付いてしまう場合もあります。

そのときは固く絞った濡れたタオルでそっと拭いてあげるか毛先の柔らかいブラシでやさしくブラッシングしてあげましょう。

ハムスターはもともと乾燥地に生息していた生き物ですので、お風呂などは体調を崩すことになり厳禁です。

ハムスター 臭い オスメス 原因

オスとメスでは臭いの差があるのでしょうか?

オシッコに関して言えばオスとメスの差というより個体差のようです。

ではオシッコ以外での臭いの原因といえば、もともとハムスターはお腹に「臭腺」というものがありそこから臭いがでてきます。

さらにオスとメスの差となるとハムスターの発情期が大きく関わってきます。

ハムスターのメスは発情期になると生殖器官から分泌液が出てきます。

この分泌液がかなり臭います。

飼い主がメスを手に乗せようとして分泌液が付くこともあります。

これは生殖器官の周囲が分泌液でベトベトになっているからです。

マーキング

ハムスターは普段からマーキングをするのですが、発情期のメスは多くマーキングをしてきます。

この分泌液の臭いがオスを惹きつけるフェロモンとなるわけです。

普段から部屋の中を散歩する習慣のあるメスのハムスターは発情期にはとくにケージの外に出たがります。

しつこくマーキングを繰り返し、マーキングの分泌液の臭いを嗅いだオスは発情することとなるのです。

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ハムスターのお見合い

ハムスターの共寝は先にメスが誘います。

メスが先に分泌液を発し、オスがそれに魅惑されて発情したら、まずはケージ越しにお見合いをさせます。

お見合いがお互いに好感度となればメスをオスのケージに入れます。

そしてオスもメスもお互いの臭いを嗅ぎ合い共寝に至ればメデタシメデタシとなっていくわけです。

まとめ

ハムスターの臭いの原因をまとめますと以上のとおりオシッコ、臭腺、生殖器官からの分泌液とにザックリ分類されることが分かりました。

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