ハムスターとモルモット、どちらも小さくて可愛い生き物で飼育も簡単。
ペットとして飼育されている方もとても多いです。
今回はそんなハムスターとモルモット、一緒に飼いたいけど、大丈夫なの?ということについて調べてみました。
ハムスターとモルモットの性格
まずハムスターの基本的な性格ですが、繊細でナイーブなおとなしい性格をしています。
飼い主といえども、やたらと触られたり急につかまれたりすることを非常に嫌います。
また、大きな音にも敏感で、驚いたり、ストレスがたまったりします。
あまりにも身の危険を感じると、自分に近づく者には噛み付いて攻撃するようになりますので注意が必要です。
では、モルモットの性格はどうかというと、こちらもハムスターに似ておとなしい性格です。
基本的に穏やかな性格ですが、臆病な一面も持ち合わせています。
人間の気配や大きな物音に対して敏感に反応しますし、その分ストレスも感じやすい生き物です。
ストレスのたまったモルモットは、餌を食べなくなったり体調を崩すこともよくあるそうです。
ハムスターとモルモットの同居について
では、この性格のよく似たハムスターとモルモットは、同じ空間で同居することは可能なのでしょうか。
まず結論から言いますと「その個体同士の相性による」ということになります。
似たような性格ということを踏まえると、同じ空間で飼育することも可能でなないかと思いがちですが、ペットショップなどでは一般的な原則として、ハムスターとモルモットは別々に飼育するようです。
同種であれば、多少相性が悪くても時間が経てば仲良くなるケースは多々見受けられます。
しかし、違う種類の動物が仲良く同じ空間で暮らすことは割と「稀なケース」であると言えます。
とはいえ、違う種類の動物を同じ家で飼育しているご家庭はたくさんあります。
これはどういうことかというと、「仲良くなった」というよりも「慣れて無関心になった」と捉えるほうが一般的なのです。
無理やり多種の動物を仲良くさせることは飼い主側のエゴでしかありません。
こればかりは、ペット同士の相性に委ねるしかありません。
しかし、それでも同居させたいということであれば、異種どうしの距離が近づくように工夫してみましょう。
まずは距離の離れた別々のケージに入れ、かつお互いが見えるようにした状態から、時間をかけて徐々にケージを近づけるのがオススメです。
一週間くらいかけてゆっくりと近づけていき、最終的にはケージを横並びでおきます。
この段階でお互いによほど敵意をむき出しにしたり、ストレスになっていないような「無関心」な状態であれば、同じケージに入れて飼育することも可能かもしれません。
まとめ
ハムスターもモルモットもおとなしい性格ですし、可愛いので一緒のケージで仲良く暮らしてくれないかなぁと言う気持ちは出てきて当然でしょう。
しかしやはり異種の動物の同居はペット自身のストレスになる場合が多いのが事実です。
ペットのことを大事に思うのであれば、慎重に少しづつ様子を観察しながら、少しづつ距離を縮めてあげましょう。
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