ハムスターに噛まれることによる怪我を防止する手段として、手袋の着用が考えられますがそのことについて意見をまとめてみました。
手袋つけなくてはならないくらい噛む原因とは?
ハムスターは小さい弱い動物で、自分でもそれが分かっています。
噛む行為はハムスターの最終抵抗手段であり、恐怖を感じているのです。
その要因として下記の点が挙げられます。
- 脅かしたり、急につかもうとしたりする。
- ケージ内を掃除しようとしたとき
- 手に他の動物の臭いが付いている
- 寝ているときに触ろうとする。
要はその時の飼い主の手を「敵」だと思っている事が多いのです。
つけるとしたらどんな手袋?
おそらく多くの人が最初に思いつくする手袋が、軍手だと思います。
どこにでも売っていますし、柔らかくて使いやすい、しかも安価で、洗濯すれば使いまわしができるメリットがあります。
しかし、生地が薄いものが多いので、ハムスターの歯が軍手を貫通するようです。
ならばと、2枚に重ねて使うと、柔らかく使いやすいメリットが少なくなりますが、手の保護にはなるようです。
使っているうちにハムスターも軍手に慣れてきて、噛む事も少なくなるようです。
生地の丈夫さで考えれば、皮手袋が良いでしょう。
牛革の手袋であったり、豚革の手袋であったりいろいろな種類があります。
選ぶのであれば、牛革か豚革で選ぶのではなく、革の厚さで選んだ方が良いと思います。
手にフィットする薄い手袋もあれば、逆にゴワゴワしたかなり丈夫そうな手袋もありますが、厚い皮手袋は噛まれた時のダメージ軽減には最高なのですが、小動物を扱うときの繊細な指の動きが出来なくなります。
捕まえることはできますが、その後のハムスターへの処置が不可能になります。
なので、ハムスターに触ることは無いけども、ケージの中に手を入れるだけ、ということなら良いと思います。
そのほかの手袋としては、手のひらがゴム製の物です。
軍手のようにハムスターの毛が付くことも無いようです。
これも皮手袋と一緒で、厚さが色々とあるので、使いやすさと防御力とのバランスを考えて買うことになります。
多くの飼育者の意見として、この手の平がゴム製の手袋が人気があるようでした。
まとめ
ハムスターは小さい体ではありますが、噛む力は思いのほか強く、しかも歯の形が先端から根元まで太さがほぼ一緒で、噛んだ時の力が1点に集中しますので、痛く感じます。
たとえ手袋をしても薄い手袋であればおそらく簡単に貫通するでしょう。
かといって厚いものにすれば使いづらくなります。
ケースバイケース・ハムスターの機嫌(噛まれそうかな?大丈夫かな?)で使い分けるようにした方が良いかもしれません。
せっかくペットとして一緒に暮らしているのであれば、手袋などせずに飼い主の手の臭いと「この手は大丈夫だ!」という安心感をハムスターに覚えて欲しいですね。
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