ハムスターといえばネズミ科だからよくものを齧るということは何となく当然だと思い、ケージの中に齧り木を置いている人もいます。
しかしハムスターの強い前歯は、木を齧るためというより、餌を食べるために強くできているのです。
固いヒマワリのタネや固い穀物、固いニンジンなどに対応しています。
ハムスターは気が弱いため人間を噛むこともできないですから、欲求不満になりがちです。
ストレスがたまって、はげることもあるそうです。
本気で噛むことはありません
手を噛むハムスターもいますが、本気で人間を噛むということはしません。
ただそれはペットとしてハムスターをしっかり飼いならせている場合のことです。
人間を本気で噛んだりしたら、自分が危害を被ることをちゃんとわかっています。
ケージの中のハムスターは自分がどこにも逃げられない、人間に痛めつけられる可能性がある、相手から噛み返される危険があるなど、自分の弱い立場を理解しています。
ハムスターは、飼い主が餌をくれたり、いろいろ世話をしてくれたり、自分より強い存在であることをよく知っています。
餌と間違えて噛んでしまうハムスター
中には餌と間違え、飼い主の手を噛んでしまうハムスターがいます。
餌を持っている飼い主の手も餌に見えるのでしょうか。
それとも単なるおっちょこちょいでしょうか。
実は飼い主を怖がるあまり、手を噛んでしまうのが原因です。
餌に食らいつきたいのはやまやまですが、飼い主への恐怖心がせっかちにさせ、慌てて餌を取ろうとするため、意図せずに飼い主の手を噛んでしまうのだそうです。
ただゴールデンハムスターはおどおどした性格なので、本気で人間を噛むことはないです。
一方ジャンガリアンは本気で噛んでくることもあるようですので気を付けましょう。
まとめ
餌と間違えられて手を噛まれた飼い主は気の毒ですが、決して声を出したり怒鳴ったり、急いで手を払ったり動かしたりしないでください。
一層ハムスターは飼い主を怖がることになりかねません。
ハムスターが餌を噛んでしっかり持っていくまで、指を噛ませてあげてください。
少々痛くても我慢しましょう。
そうすれば慌てる必要がないということを認識させることができるはずです。
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