ハムスターの尿が突然茶色や赤い場合は、どんな病気の可能性があるのでしょうか。
原因と病気について調べました。
ハムスターの尿の色が変
ハムスターの尿が茶色だったり赤かったりする場合には、膀胱炎、尿路結石、腎炎などの病気が考えられます。
通常は白黄色で濁っているような色になります。
膀胱炎で重症の場合、尿の回数が増えたり、尿が出なくなってしまいます。
予防法は、定期的に掃除をしケージを清潔にすること、尿の異変に気づけるように床材は薄い色のものを使うのがオススメです。
治療には、抗生剤を使います。
治りにくい病気で、細菌を減らし炎症を抑えるために抗生剤をしっかりと投与することが大切です。
尿路結石は結石が大きくなると排尿できずお腹が膨れてきたり、食欲不振にもなります。
カルシウムの摂りすぎが原因で成分が固まり結石になるのです。
予防法は、煮干、ひじき、チーズ、アーモンドなどのカルシウムの多いものをあげすぎないこと、そして水分不足にならないように給水器を設置しましょう。
治療は、薬でカルシウム濃度をさげる方法と手術で結石をとる方法があります。
腎炎は、細菌の繁殖により腎臓の細胞が傷つけられることが原因で起こります。
ハムスターは体調が悪いと膀胱に症状が出やすいので、他の病気を併発している可能性もあります。
まずは、ハムスターの正常な尿の状態を知り、少しでも異変があれば病院で見てもらうことが大切です。
また、病院で見てもらう際に、尿を持っていくことができるようであれば、尿をスポイトで取ったり尿がついた床材などを持っていくと原因の糸口になるかもしれません。
まとめ
ハムスターの尿が茶色や赤い場合は、病気の可能性が高いので、すぐに病院で見てもらうことが1番だということがわかりました。
自己判断により安心していると、別の病気を併発してしまうことがあるので気をつけましょう。
排尿器関連の病気は細菌による感染やエサが原因の場合が多いので、飼育ケージを清潔に保つよう心がけることが重要です。
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