ハムスターは環境にとても敏感な生き物なので普段と違う状況をとてもストレスに感じます。
しかし動物病院に連れていくときや旅行や帰省などでどうしても一緒に移動しなければならないときもあると思います。
そういった移動の際には移動用のケージなどの入れ物を利用するかと思いますが、その上でさらにできるだけハムスターのストレスを軽減させてあげるためにできることを調べてみました。
移動用ケージを選ぶポイント
ペットショップや通販サイトをみるとハムスターの移動用ケージも様々なタイプがあります。
選ぶ際には使用目的と移動時間もとに考えてみるようにします。
例えば近所の動物病院に連れていくだけの場合でしたら簡易的なもので取っ手のついたタイプなどでもいいと思います。
逆に水分補給用のウォーターボトルが付属したようなものもありますが、振動などでこぼれてハムスターが濡れてしまい寒い思いをするケースもありますので短時間の移動用としては避けた方がいいでしょう。
水分補給にはキャベツなどの野菜をいれておいてあげることで対応できます。
旅行や帰省など長時間移動したり、移動先での飼育ゲージとしても使用する場合には上半分が金網になっているような小動物汎用タイプの製品は避けたいところです。
最近は滑車やトンネルなどを外部に拡張できるオプションのある移動用ケージもあります。
もっとも宿泊を伴う外出の場合、可能であれば普段の飼育ケージごと移動するにこしたことはありません。
その場合は事故防止の為に移動中は給水器・エサ皿や回し車、小屋などの小物は取り出して床材や巣材を多く入れておき、移動先でケージを安置してから改めて設置してあげましょう。
入れ物が決まったら環境作りを!
入れ物を入手したら、次にできるだけハムスターが安心できるように用意をしてあげましょう。
まず床材ですが、新品ではなく普段飼育に使用しているケージの中からハムスター自身の匂いのしみついたものを入れてあげます。
分量としてはハムスターが潜り込めるくらい、少し深めに敷いてあげるといいでしょう。
そして実際に移動に使用する一種間前くらいから、普段の遊びの時間や飼育ケージの掃除の際などに毎日少しずつ移動用ケージに入れるようにして慣らしてあげるといいでしょう。
まとめ
ハムスターと一緒に移動するためのグッズやケージもいろいろありますが、移動時間を軸にして選ぶことがポイントになるかと思います。
短距離の移動の際には必ずしも大きいものがいいということでもありませんので、カバンに入るくらいの大きさを選んで光や風、温度変化から守りやすいものを選ぶのもいいと思います。
どんなケージや入れ物でも、普段の飼育ケージ以外のものを利用する場合にはできるだけストレスを軽減できるような工夫と十分慣れるまでの時間をかけてあげることが大切です。
今のあなたにおすすめの記事