ハムスターは雑食なので、与えれば何でも食べます。
あなたが食べたいものをハムスターと一緒に分け合って食べることができたら、会話も弾みそうです。
あなたが差し出す何にでも、ハムスターは可愛い両手で受け取ってくれることでしょう。
ですが、ちょっと待ってください。
いくら雑食だからといっても、本当に人間と同じものを与えて良いのでしょうか。
調べてみたいと思います。
ハムスターに日頃から与える野菜など
調べてみると、人間と同じ様に個体によっても好みがある様です。
個体別の例を挙げてみます。
- 個体A)茹でたブロッコリーやカボチャやニンジン、キャベツ・ブロッコリースプラウト・もやし、冬は白菜も与えています。
※大好きですが、脂肪や糖分の多いナッツ類や乳製品・お菓子類・ドライフルーツなどは与えません。
- 個体B)ひまわりの種やキャベツが大好きです。ブロッコリースプラウトも喜んで食べます。時々ですが、ミルクも与えます。
- 個体C) ミニコーン・ブロッコリー・ブロッコリースプラウト・白菜・キャベツが好みの様です。特にキャベツは大好きみたいで、たくさん食べたがります。あとは、フリーズドライのカボチャやソバの実も与えます。乾燥豆腐やチーズも時々は、与えます。
・・・など。
全体的に、野菜は葉物が多い様に思います。
あまり水分を多く含まない野菜が選ばれている様です。
乳製品など人工的に加工された食品を与えることについては、与える量が関係している様にも感じます。
お宅によって多少の違いはありますが、これを見る限り寿命に大きく関係している様には思えませんでした。
どちらのハムスターも元気に過ごしている様子です。
ハムスターに日頃から与える果物
果物は、基本的に人工的には加工されていません。
そういう意味では安全なのかも知れません。
個体別の例を挙げてみます。
- 個体A)りんご・バナナ・いちご・ブドウ・キウイ・パイナップルなどは、喜んで食べます。
- 個体B)りんご・メロン・ブドウ・いちご・バナナ・パイナップルなどが好きみたいです。
- 個体C)ドライフルーツの苺やりんご・バナナ・メロン・いちごなども与えています。
・・・など。
どのお宅でも与える果物には共通するものがあり、特に珍しい(見慣れない)果物はありませんでした。
ドライフルーツに関しては、私達が普段食べるものではなく、添加されていない物を選んで与えている様でした。
水分の摂り過ぎには、どのお宅も気を遣っている様で、与える果物によって調節している様でした。
ハムスターに必要な野菜や果物の量について
元気な(健康な)ハムスターには、ペレット(実験動物用飼料)と野菜を与えます。
調べによると、1日の必要な量の目安は、体重の5~10%(体重100g当たり5~10g)ぐらいです。
これを基本として調整しましょう。
野菜の持つ水分と飲み水では、体重の8~10%(体重100g当たり8~10ml)ぐらいです。
この量を基本に考えて、調整しましょう。
野菜や野草を与える時の注意点
野菜には、たいてい農薬が使用されています。
「低農薬」といってもそれは人間に対してのことです。
ハムスターの様な小さな体には過剰な場合が多いのです。
与える時には、十分に水洗いをしてできるだけ農薬を落とし、しっかり拭き取った新鮮なものを与えましょう。
食べやすい様に、小さく切って与えると持ちやすくなりますし、手渡しすることで触れ合えますね。
まとめ
調べてみて分かったことは、野菜も果物も、あまり水分を多く含むものは避けて与えている様に感じました。
さらに分かったことは、水分の多い野菜や果物を与えた時は、水さえもいらない(飲まない)ということも分かりました。
水分を与え過ぎるとお腹を壊すことも分かりました。
また、私達と同じ果物を好み、分け合えることも分かりました。
ですが、いくら目に入れても痛くないほど可愛いハムスターでも、口移しや1つのものを人と一緒に食べるなど、ハムスターの口と接触する様な与え方は止めましょう。
お互いが病気にかかるのを防ぐためです。
もし、病気にかかったらハムスターの方が危険度は高くなります。
同じものを食べるにも、器や皿は別にするか、きれいに洗った手で手渡しで与える様にしましょう。
そして、ハムスターの食べ残しも、勿体ないからと食べるのは止めて、思い切って処分しましょうね。
今のあなたにおすすめの記事