ハムスターが大好きなミルワームは、主にタンパク質を多く含んでいるので、育ち盛りの時期や、病気の時なと栄養をたくさん必要としている時にはすごく役に立ちます。
しかし、喜ぶからと与えすぎてしまうと肥満や偏った食事の原因になってしまうので飼い主さんが注意して調節してあげましょう。
ミルワームの量は個体の大きさや成長段階に応じて変わります
一回に与える量は、ハムスターの個体の大きさやミルワームの成長度合いによって変わります。
比較的個体の大きなゴールデンハムスターでは一回につき2匹~3匹、ジャンガリアンハムスターなどの小さな個体には一回に1匹~2匹ほどを様子を見ながら与え、2・3日に1度が理想的です。
ミルワームは、幼虫の時よりもサナギの状態の方が栄養価が高いので、サナギの状態で与える場合はいつもよりも少なめにする事をお勧めします。
1歳半を過ぎたらやめましょう
ミルワームは栄養価が高く、たくさんの栄養を必要としている時には最適な食糧ですが、反対にシニアになったハムスターは低タンパク質の食事が理想ですのでミルワームは向いていないと言えます。
病気の状態によって、必要な場合は獣医さんの指示に従ってください。
食欲がない時にもおススメです
食欲がない時には、少しでも食べてもらうためミルワームを混ぜてあげると、今まで食べなかった子も食べるようになる事もあります。
病気の回復力を高めるために、食事は大切ですが元気がない時にはあまり食べたがらない子もいますので、獣医さんに相談して量を決めましょう。
まとめ
ミルワームはハムスターにとって良質なたんぱく質を豊富に含んだ栄養価の高いおやつです。
ハムスターの発育や病後の回復、妊娠中の栄養補給などに最適ですが、与えすぎによって肥満や食事の偏りなど様々な問題も起こしてしまいます。
定期的な健康診断や、日々のコミュニケーションなどで飼い主さんがしっかりと管理してあげましょう。
今のあなたにおすすめの記事