ハムスターは怒った時、どんなことをするのでしょうか?
人間なら怒鳴ったり、叩いたりしますよね。
ハムスターはどんな行動をとるのでしょうね?
ハムスターは怒ると鳴いたり噛み付いたりします。
または2本足で立ち、毛を逆立て相手を威嚇するときもあります。
今回は鳴く、噛み付くに焦点をあててみました。
鳴く
ハムスターが鳴くのは相手に敵意を示し、争いを避けようとしている行動の表れです。
そしてスキを見て逃げ出そうとしています。
これは人間が泣くのとは違います。
人間が泣くのは相手の同情を誘おうとしていることが多いです。
どちらかといえば、怒鳴ってみた、何かを叩いて相手をびっくりさせることのほうが、近い行動ではないでしょうか。
また激怒すると、仰向けになり足をジタバタさせて鳴きます。
また、鳴き声にも特徴があり、喜んでいるときや何かをねだっている時、びっくりした時は、「キュッ、キュッ」と高い声で鳴きますが、怒っている時は反対に、「ジージー(ギーギー)」と低い声で呻くように鳴きます。
これはハムスター同士が喧嘩をするときも同じです。
また、ゴールデンハムスターのように滅多に鳴かないハムスターの場合は、不快ストレスを溜める原因になるので、そういった環境を作らないように心がけましょうね。
噛む
次に、噛む行動について考察してみましょう。
噛む行動には実はいろいろな理由があります。
- 怒って噛む
ハムスターは賢く噛んでも勝てないのをわかっているので、血が出るほど強く噛まれたときは、ビックリした、命の危機を感じた時です。
このようなことはあってはならないことなので、くれぐれもご用心を!
- 何かを噛む
これはイライラした時に何かを壊そうとした、食べる真似をしてストレスを解消しようとしている時です。
- 飼育環境に慣れていない
これはお迎えして間もなかった、ハムスターがまだ不安でストレスを感じている時です。
ゆっくり慣らして仲良くなりましょうね。
- 飼育環境が劣悪
このような環境ではハムスターは常に不快ストレスを感じているので、イライラして噛み付いたりします。
環境の見直しを図ってみましょう。
まとめ
ハムスターも意味がなく鳴いたり、噛んだりしません。
また声色や噛み方にも様々な意味が込められています。
時間をかけてしっかりコミュニケーションをとり、意思疎通が取れるようになれば、飼い主にとっても、ハムスターにとっても幸せなのではないでしょうか?
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