小さくモフモフしていて可愛いハムスターとウサギ。
どちらもペットとして高い人気を誇る動物ですが、ハムスターとウサギを同じ空間で飼育することは可能なのでしょうか?
今回はハムスターとウサギのそれぞれの性格、そして両方とも飼育するにあたっての相性や注意点などについて調べました。
ハムスターの性格
ハムスターは小さくて飼いやすい人気のペットです。
その性格は基本的におとなしく、またデリケートで臆病な面を持ち合わせています。
人間がむやみやたらと頻繁に触ったり、大きな物音を立てたりすると、非常に怖がってストレスにもなります。
あまりにも身の危険を感じると、飼い主であっても噛み付いて攻撃をするようになります。
ウサギの性格
ウサギの基本的な性格といえば、好奇心旺盛かつ臆病です。
大きな耳を持っていることからわかるように、特に物音に対する警戒心は抜群に強い動物です。
突然の大きな音が苦手なのはもちろん、小さな物音であっても、普段聞き慣れていない音には、非常に怯えます。
ウサギの場合、あまりにもびっくりしてしまうとパニックで走り出し、物にぶつかってケガをしてしまう場合がよくあるので注意が必要です。
ハムスターとウサギの同居について
さて、ハムスターとウサギのそれぞれの性格を踏まえた上で、両者の同居はできるのか考えていきます。
性格はどちらも臆病で繊細な面を持ち合わせていて共通点が多く見受けられます。
また異種の動物の相性というものは、はっきり言って個体同士の相性によるところが多く、引き合わせてみないことにはわからない部分でもあります。
そして、気になる相違点といえば「体の大きさ」でしょう。
同じ空間と言っても、別々のケージで飼育することは可能です。
しかしハムスターとウサギを同じケージ内、または放し飼いで接触させることに関しては注意が必要です。
ウサギに関してはあまりストレスにならないかもしれませんが、ハムスターにとって自分の縄張り内に自分より体の大きな動物がいることはストレスになる可能性が非常に高いです。
ハムスターが怯えてウサギに噛み付いてしまうことも想定されます。
ウサギの方は大した怪我にならないでしょうが、もしハムスターに反撃としてウサギが本気で噛み付いた場合、ハムスターにとっては非常に危険です。
まとめ
ハムスターとウサギ、どちらもおとなしく可愛い動物ですが、何の注意もなくお互いを同じ空間で飼育することは危険です。
もしどうしても同じ場所で飼いたいのであれば、最悪のケースも視野に入れて、気をつけて飼うことをお勧めいたします。
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