ハムスターの赤ちゃんを飼ったことがありますか?
生まれたては、毛もなく目もあいておらず、とても弱々しい存在です。
今回は、ハムスターの赤ちゃんのお世話の仕方を紹介いたします。
ハムスターの赤ちゃんのお世話と掃除
生まれたてのハムスターの赤ちゃんと、出産したての親ハムスターはとてもデリケートです。
本来、ハムスターは同時に複数の赤ちゃんを育てることができる、子育て上手な生き物なのですが、人間がストレスを与えたりすると、育児放棄や子どもを食べてしまうという悲劇を招くこともあります。
そういった悲劇を防ぐために、頻繁に巣箱をのぞくことや、赤ちゃんに触れること、大きな物音を立てたり騒いだりすることは避けましょう。
また、部屋の温度は22~24度に保ち、規則正しい時間に消灯をしましょう。
ハムスターにとって快適な環境を作ってあげることで、ハムスターは安心して子育てをすることができます。
また、子育て期間中は、掃除をする必要はありません。
ハムスターは1週間ほどで母乳を卒業し、親のふんを食べたり、排せつを促すために親が子どものお尻をつついてふんを食べたりします。
そのため、子育て期間中はケージ内が汚れることはあまりありません。
人間の匂いがついてしまうと、子育て中のハムスターにとってストレスになりますので、掃除は一切必要ありません。
赤ちゃんハムスターが巣箱から出てきた場合
しばらくハムスターを観察していると、子どものハムスターが巣箱を出る時期がやってきます。
しかし、子どものハムスターは短距離しか歩くことができず、巣箱の前で力尽きて動けなくなってしまうことがあります。
たいていは、親のハムスターが迎えに来て巣箱に連れ戻すのですが、野生では簡単に外敵から捕食されてしまいます。
また、野生のハムスターが危険を感じた場合、子どもを頬袋に入れてただちに巣箱に移動させることもあるそうです。
もしも親ハムスターが巣箱の前で力尽きている子どものハムスターを10分以上も迎えにこない場合、人間が巣箱に戻してあげる必要があります。
親ハムスターの匂いがついたトイレ砂のスコップなどで、人間の匂いがつかないようにそっと移動させましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ハムスターの子育ては、陰からそっと見守るぐらいがちょうど良いでしょう。
赤ちゃんが一人前に育つまで、あたたかく見守ってあげてください。
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