生まれたてのハムスターの赤ちゃんは、とても小さく、毛も生えておらず、親に守られなければ生きていけないとても繊細な存在です。
今回は、ハムスターの赤ちゃんの育て方と成長について紹介いたします。
赤ちゃんのハムスターが生まれたら
生まれたての赤ちゃんハムスターは目も開いておらず、毛も生えていません。
2グラムほどのとても小さな生き物です。
出産したばかりの親ハムスターはとてもデリケートで、強いストレスを感じたり、子どもから人間の匂いがすると、子どもを食べてしまったり、育児放棄をしてしまう可能性があります。
干渉せずにそっと見守るようにしましょう。
大きな物音を立てて騒いだりすることも避けましょう。
ハムスターの成長
生後2日間で、寝返りを始め、少しずつ歩いたりするようになります。
たいていは親が発見し迎えに来ますが、もしも巣箱から出て帰れなくなっていたら、巣箱に戻してあげましょう。
このときに人間の匂いがつくと、親が赤ちゃんを食べてしまうことがありますので、親の匂いのついたトイレ砂のスコップなどを使うと良いでしょう。
生後5日ほどで毛が少しずつ生えてきます。
10日ほど経てば、早くも自分でペレットや野菜などを食べ始めますが、まだまだうまく食べることができません。
生後2週間ほどで、ようやく目が開き、大人のハムスターのように動けるようになってきます。
生後1か月ほどで早くも大人になり、子どもを産むことが可能になります。
この頃にはケージを別々に用意してあげて、親や兄弟を離して飼うようにしましょう。
望まない出産や、縄張り争いによる共食いを防ぐためです。
性別の見分け方
ハムスターは、小さい頃は性別の見分けがつきにくく、ペットショップで言われていた性別と違うということもまれにあります。
ハムスターの性別を見分ける際に、オスは尿道口と肛門の間隔が長いのが特徴です。
また、睾丸の入った袋があり、成長とともに目立ってきます。
メスは、尿道口と肛門の間隔が短く、オスよりもはっきりとした乳頭があります。
また、メスの方が多少気が強いのも特徴です。
メスよりもオスの方が、性別を見分けやすいです。
まとめ
いかがでしたか?
ハムスターの赤ちゃんを育てる際に人間ができることは、そっと見守ることだけです。
大人になるまで、優しくあたたかく見守ってあげましょう。
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