いつも元気に走り回っているハムスターの様子がおかしい!
あまり動かないで丸まっているようであれば、ハムスターが衰弱しているサインです。
今回はハムスターの衰弱の原因と回復までにとるべき対処をご紹介します。
ハムスターが衰弱する原因
ハムスターが衰弱する原因は様々で、相互に関わりあって衰弱してしまう場合がほとんどです。
衰弱する原因は大きく分けて4つあります。
1つ目は温度変化。
ハムスターが快適に生活できる温度は20~25度です。
暑すぎると人間と同じように熱中症になってぐったりしてしまいますし、寒いと体温を逃がさないように丸まってじっとします。
このようにハムスターの動きが鈍くなったら温度変化による衰弱だと考えられます。
2つ目はストレス。
ハムスターは非常に臆病で繊細な動物です。
ストレスにより緊張状態が続いてしまうと免疫力が低下し、次第に衰弱してしまいます。
3つ目は劣悪な衛生管理。
ハムスターの前歯や爪は定期的に切らなければなりません。
前歯が伸びすぎてしまうと食べ物が食べづらくなり、食欲がなくなって体力が落ちてしまうことがあります。
また住処もこまめに掃除する必要があります。
衛生管理があまりなっていなく、汚い住処や餌のお皿が放置してあるとそこから感染症にかかる可能性も高くなります。
4つ目は老衰です。
一般的にペットのハムスターの寿命は2年から3年と言われています。
ハムスターが目を閉じて横になっていることが多くなり、餌をあまり食べなくなったら、もうお年を召していると考えてよいでしょう。
回復までのとるべき対処
まずは衰弱の原因をしっかり考えてあげましょう。
温度変化であれば、ケージを置く場所をできるだけ温度変化の少ないところに変えてあげる、暑い場合は風通しをできるだけよくしてあげる、寒い場合は密閉しないように毛布をケージの上からかけてあげるのがよいでしょう。
ストレスであればストレスの原因となっている環境を整えてあげましょう。
衛生環境に関してはケージの掃除や餌のお皿の交換をこまめにしてあげましょう。
感染症にかかっているようであれば動物病院を受診することをお勧めします。
まとめ
ハムスターは非常に繊細な生き物で、小さなことが原因で衰弱してしまうことがあります。
大事なことは原因がなんであるか考え、その原因を取り除くための対処をとってあげることです。
大切なハムスターが回復するようにお世話をしてあげてください。
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