ハムスターの目が出てる、とれる？？

ハムスターはもともと通常の状態で目が体より少し出ていますが、さらに目が飛び出たようになることがあります。

一般的にこれを「眼球突出」といいます。

常時黒目の下の青い部分が見えるようになります。

また、まぶたが腫れるように飛び出ることもあります。

まぶたが閉じられないので眼球が飛び出た状態のままにしておくと乾いて失明、または感染症で組織・細胞が壊れて目がとれてしまうこともあります。

症状が見られたら急いで病院で診てもらいましょう。

※「眼球突出」のほかに歯周病、歯肉炎によって目が出てくる場合もあります。

眼球突出の原因は？

原因は、走り回って物と衝突、落下、ケンカ、自分自身の爪での引っかきになどにより目に傷が生じ、あるいは直接病原菌に触れることにより膿（うみ）が生じること、または体質的な肥満、その他腫瘍などにより目が飛び出てくると言われています。

原因別症状

• 傷・細菌感染によるもの：結膜炎など感染症になり眼球の周囲に膿がたまって眼球が押し出されます。
• 体質的なもの：肥満の場合に目の裏に脂肪がたまって眼球が押し出されます。
• その他持病など：悪性腫瘍（ガン）が目の裏にできると急激に眼球が押し出されます。

また緑内障の場合、目が大きく見開いた状態になり病状が進行すると少しずつ目が飛び出てきます。

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まとめ

眼球突出の予防策として

• 目に傷を付けさせないこと、細菌に触れさせないこと。

このためには、ケージを広くすること。爪を切っておくこと。複数飼う場合にケンカが多いときは、単独のケージに入れること。

ケージ内外をいつも清潔に保つこと。

• 肥満にさせないこと。

エサの偏食を防ぎ栄養のバランスをとること。

運動しやすい環境を整えておくこと。

• 毎日目を観察することで目ヤニ、涙目などの異変を発見したらすぐに結膜膿瘍を疑いましょう。

ハムスターはもともと結膜に膿がたまりやすい生き物です。

• 目が少し飛び出ていると感じたら、病院に行くまでの応急処置として目薬（殺菌剤）を点眼しておくことも大事でしょう。

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