ハムスターが人間の指を噛む行為と、感じているストレスの関係について調べてみました。
ハムスターが人間の指を噛む原因とは?
元々ハムスターは戦いが苦手で、逃げることを得意としており、自分が弱いことを自覚しています。
新しい飼い主のところにやってきたばかりの時は、環境変化によるストレスがとても大きく、絶えず神経を尖らせている状態と言えます。
そうした状態の内は、飼い主が触ろうと手を近づけたら、警戒して噛むことがあります。
逃げることが得意なハムスターが噛むということは、まさに「窮鼠猫を噛む」で、極度のストレスを感じている状態です。
また、飼い始めてある程度の期間が過ぎ、飼い主にも大分慣れたハムスターでも急に指を噛むようになることもあります。
その理由として、ケージが狭かったり、ケージが騒がしい場所にあったり、または熱い場所にあったり等の飼育環境が悪いことが原因で、ハムスターにストレスが溜まり、飼い主の指を噛むようになります。
その他の理由として、ハムスターが寝ているときに無理矢理起こしたり、可愛いからと言って触りすぎたり、嫌がる事・怖がる事をしたらそれもストレスが溜まる原因になり、結果指を噛むことになります。
または、餌・水の世話がおろそかになっていたり、あるいはハムスター自身が怪我や病気をしていたら、同様にストレスが溜まります。
やはり生き物ですからストレスが溜まる原因は人間と同じような感じがします。
ストレスが溜まる原因を作っているのは、直接的にも間接的にもほぼ人間作っています。
ということは人間が、ハムスターについての知識を持ち、大事に世話をすれば、大きなストレスを感じることなく生活ができるようになり、噛むことも少なくなると思います。
噛まれないようにするには?
飼ってきたばかりのハムスターのストレスをすぐに取り除くのは無理なことなので、慣れるまではそっとしておくしかありません。
餌をあげたり、水を交換したり、ケージ内を掃除したり、ケージ内に遊ぶものを入れたり、できることをしているうちに、徐々に環境に慣れていきます。
そうすればハムスターも飼い主の事を敵ではなく味方だと思い、噛まなくなります。
飼育環境にも気を配らなくてはならないです。
ケージは狭くても、一定時間(10~20分)ケージから外に出して、思いっきり遊ばせたり、ケージを静かな場所に置いたりして、ハムスターにストレスが溜まらない飼育環境を整えてあげてください。
触るときは急にケージ内に手を入れたり(驚かすような行動)、無理に触ろうとしたりしないようにして下さい。
そのような行動は、臆病な小動物は、外敵が自分の縄張りに入ってきて危害を与えると思うようになります。
まとめ
ハムスターも人間と同様に生き物です。
人間がされたら嫌なことはハムスターも嫌がりますし、悪い住居ならストレスも溜まります。
そういう認識を持つことに加えて、ハムスターについての知識を身に付ければ、正しい世話ができて、ハムスターも元気に生きていけるようになるはずです。
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