生きていくうえで基本となる「食」をテーマにして話していきたいと思います。
その中でも、今回は「水」と「生き餌」の2つを取り上げて、話していきます。
ハムスターと水!交換頻度は?毎日?
餌だけではなく水も傷むので、毎日交換するようにしましょう。
特に夏場は腐りやすくなるので、1日2回以上、水を入れ替えてあげてください。
暑いとハムスターも昼間に起きて水を飲むので、夏は朝と夕方に交換するのが良いかもしれません。
冬場は部屋の温度にもよりますが、2〜3日に1度でも大丈夫です。
水を交換する場合は、必ず水道水で給水器をしっかりすすぐようにしましょう。
給水ボトルをやみくもにブラシでこするより、塩素が少し入った水道水ですすぐ方が安全です。
そして時々、ほ乳瓶を消毒する薬品で、消毒、除菌を行いましょう。
ボトルに栄養剤や、ミネラルウォーター、浄水器の水を使っている場合は、水の交換頻度を高くしましょう。
ハムスターとミルワーム!与えるメリットは?
ミルワームとは、ゴミムシダマシ科のチャイロコメノゴミムシダマシという昆虫の幼虫です。
穀物などを食べる害虫として知られています。
野生のハムスターは草食に近い雑食性ですから、昆虫を食べても不思議ではありません。
ミルワームをハムスターに与えるといいことが3つあります。
まず、手軽に水分を補給することができます。
給水ボトルから水を飲まないハムスターは少ないと思います。
しかし、病気などで使えない時は、良質なタンパク質と一緒に水分補給もでき、回復を促します。
次に、良質なタンパク質を補給することができます。
タンパク質は血や肉の材料になるだけでなく、病気を防ぐだけでなく回復力を高めることができます。
ハムスターの成長期や繁殖期、毛が抜け変わる時期には、このタンパク質が必要です。
最後に、消化されやすいことです。
小動物は、エネルギーの消費が激しく、エネルギーを体にためるのも苦手です。
そのためハムスターでも、ゴールデンよりジャンガリアン、ジャンガリアンよりロボロフスキーの方が肉食です。
盲腸には善玉菌を作る役割があって、ハムスターは糞と一緒に善玉菌を食べています。
糞は炭水化物と善玉菌なので、ハムスターにとっては、ビスコのようなものです。
まとめ
給水ボトルの水は、できれば毎日交換するようにしてください。
これはハムスターとの大事なコミュニケーションの時間ともなります。
ミルワームはとても栄養価の高い昆虫ですから、ハムスターの様子を見ながら与えてみましょう。
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