ハムスターの野生化での生態を種類ごとに調べ、飼育するうえで工夫するべきことをまとめました。
ゴールデンハムスター
ハムスターの中でも最もポピュラーな種類であるゴールデンハムスターの原産地は中東のシリアの砂漠地帯と言われており、昼間はほとんど巣穴で寝て夜になると餌を求めて活発に活動します。
1日の移動距離は5~20kmであり、非常に運動量が多いです。
そのため飼育下では回し車はもちろん、ハムスターボールなどの遊具で運動させるのがベストでしょう。
ジャンガリアンハムスター
ゴールデンハムスターと並んで人気の高いジャンガリアンハムスターの原産地は中央アジアのカザフスタンからシベリアです。
夜になると活動する夜行性で、1日に3kmもの距離を移動します。
なわばりをつくる習性があり、臭いを周りにつけることで自分の主張し侵入者を追い払おうとします。
人によくなつくため飼いやすいハムスターですが、おとなしい性格の子から気性が荒い子までいて性格の個体差は激しいです。
ロボロフスキーハムスター
世界最小のハムスターであるロボロフスキーハムスターの原産地はカザフスタンからモンゴルです。
夜に荒涼とした砂漠を走り、餌を探します。
原産地は非常に寒冷で過酷な気候であるためロボロフスキーハムスターは寒さには強いですが、反面暑さには弱いです。
日本の夏はロボロフスキーにとって暑すぎるので、夏は温度管理に注意する必要があります。
また、臆病な性格で人に慣れにくいですがケンカをあまりしないため多頭飼いができます。
ハムスターは1日14時間?
ハムスターは夜行性であるため、昼間は眠るのですがその睡眠時間1日14時間と言われています。
つまり、朝6時に眠りについた場合、夜の8時まで眠り続けるということになります。
ロングスリーパーですね。
眠ってる時間は無理に起こさないため、大きな音を出すことがないよう注意しましょう。
まとめ
いずれのハムスターも基本的に夜行性のため、彼らのスケジュールはほぼ夜間に集中しています。
昼に活動する私たち人間のスケジュールとは時間帯で被らないことが多く、昼に一緒に遊ぶことはハムスターにとって負担になっているかもしれないと思いました。
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