ハムスターは視力が弱いので、それを補うために臭覚が凄く優れています。

主に、臭覚で自身の置かれている状況が安全か危険かを判断できる程と言っても間違いではないくらいです。

野生として自然界に生息しているハムスターにとっては優れた臭覚は役に立ちますが、人に飼育されているハムスターにとっては場合によって裏目に出てしまう事もあります。

ハムスター 匂い 敏感

子育て中のハムスターには注意が必要です

子育て中のお母さんは子供の健康状態なども匂いで判断することがあります。

そこで、飼い主さんが赤ちゃんを触ってしまうと人間の匂いがついてしまい、赤ちゃんをよそ者扱いしてしまう原因になります。

お母さんは、他の子供を守るために違う匂いのついた赤ちゃんを排除するため最悪の場合自分の子供でも食べてしまう事もありますので、飼い主さんは余程のことが無い限り手を出さず見守る程度にしましょう。

万が一、赤ちゃんが一人で巣穴から出てきてしまったら、お母さんハムスターを赤ちゃんのところまで誘導して知らせるか、もしくは直接触れないように普段使っているスコップなどで気付つけないようにそっと戻してあげましょう。

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ハムスターは匂いでストレスを感じてしまいます

飼い主さんが香水が好きだったりアロマや芳香剤をよく使うような場合、ハムスターにとってはその匂いがストレスになってしまうこともあります。

それに加え、ハムスターは人間と違い視力が弱いので匂いで補っていますので、大切な鼻の器官を悪くしてしまう可能性もあります。

また、ハムスターは自然界では捕食される側の生き物ですので、自分の匂いを消すための行動をよく行いますが、それでもなかなか消えない場合にはかなりのストレスを感じてしまうのでハムスターを飼育している部屋ではあまりお勧めしません。

まとめ

ハムスターにとって鼻は情報を取り入れる器官として重要な役割を果たしています。

飼い主さんにとっては分からない匂いでもハムスターは敏感に感じ取ってしまいますので、安心して暮らしてもらうためには特性をきちんと理解して気を付けてあげる事が大切ですね。

そのためには、ハムスターに近づく前に香水を洗い流したり、なるべくアロマや芳香剤を使わないようにしてあげましょう。

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