ハムスターは小動物でありますが、れっきとした哺乳類の生き物です。

もちろん繁殖能力もあり、その能力は高いとされています。

ハムスターの繁殖の際の発情期の行動にはどのようなものがあるのかを今回は見ていきましょう。

ハムスター 発情期 行動

ハムスターの繁殖について

ハムスターは繁殖能力が高い生き物です。

メスのハムスターの性周期は個体差がありますが、大体4日とされています。

4日に一度発情し、排卵しています。

発情している時間も約12~20時間と言われています。

いくら繁殖能力が高いからといえ、いつでも妊娠できるという訳ではなく、発情期でなければ妊娠は成立しません。

また若いハムスターは繁殖には向いていないとされています。

生後1か月で性成熟する生き物ではありますが、大体成長して1歳くらいのハムスターが繁殖に向いていると言われています。

また暑い気候に弱いので、繁殖させる場合には出来れば春や秋などの過ごしやすい時期の繁殖がベストとされています。

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ハムスターの発情期の行動

ハムスターの発情期の行動に関して、いくつか見ていきましょう。

  • オスもメスも落ち着きがなくなる・・そわそわしてゲージの中を動き回ったりしている時には発情期の行動の可能性があります。メスは4日周期ですが、オスは発情に周期が特にありませんので、性成熟すればいつでも子どもを作る事が可能になります。
  • 分泌液が出る・・メスは発情期になると分泌液を出します。フェロモンの働きをしていると考えられており、かなりベタベタとして臭いがあります。
  • マーキングを行う・・縄張り意識のある動物なので、普段からマーキングしている事もありますが、発情期になると更にマーキングする行動が強くなります。
  • ロードシスを行う・・ロードシスとは共寝が出来る体制をとる事です。しっぽをピンと立てて、お尻を出してじっとしている行動がロードシスです。発情期にメスが行う行動になります。
  • 臭いを嗅ぎ合う・・共寝の優先権は常にメスの方が持っているので、メスの発情に伴い、オスが発情するような形で繁殖します。お互いの臭いを嗅ぎ合う事で共寝を行うかどうか確かめている事にもなります。

まとめ

繁殖能力も高く、メスは発情の周期も短いですが、妊娠にはタイミングがあります。

オスとの相性もありますし、出産に関してはメスの体に負担もかかります。

飼い主が繁殖を希望する場合にはきちんと先の飼育環境などを検討して、繁殖を行う事をお勧めします。

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