ハムスターの歯が伸びてきた時の爪切りでの切り方を調べました。
ハムスターの歯について、爪切りでの切り方
ハムスターの歯は全部で16本あり、切歯(せっし)と呼ばれる食べ物をけずるための長い前歯が上下に2本ずつと、臼歯(きゅうし)と呼ばれる食べ物を砕くための歯が口の奥に上下6本ずつあります。
このうち、切歯は一生伸び続ける歯で、定期的に切り落としてあげないと切歯が伸び続けて嚙み合わせがうまくいかなくなり、食べ物を食べることができなくなってしまう可能性があります。
また、重症の場合は伸びた切歯が変な方向に曲がってしまい歯茎を貫通してしまうこともあります。
ハムスターが栄養失調にならないためにも、1週間~10日の間隔でハムスターの歯をチェックしてあげるのが大切です。
ハムスターの食欲がなく、元気がない状態になってしまっていたら、まず歯が伸びすぎていないかを見てあげるのが重要です。
ハムスターの歯をカットするのが不安な場合は、動物病院に連れて行くのが一番良いでしょう。
専門の先生が歯を切ってくれるので安心して任せることができます。
しかし、伸びた都度病院に連れて行くと、それなりの診察代が発生します。
自分で歯をカットするのができる場合は、数回に一度病院で診察もかねてカットしてもらうのが理想かもしれません。
自分で歯を切る場合は、爪切りやニッパーなどが適しています。
ハムスターは口を触られるのを嫌がるので、かなり動いてしまい、慣れていない人がすると誤って歯を切りすぎたり、噛まれたりしてしまう可能性があるので自分で切る時は細心の注意が必要です。
ハムスターの前歯は、下の前歯が上の前歯よりも遥かに長く、約3倍程度長いので下の前歯を切りすぎないように注意してください。
また、前歯にも血管が通っているので切る場合は数ミリ程度で十分です。
自分でカットするのが不安な場合は、けずり木や固めのペレットをエサに混ぜてあげると、それをかじることで歯がけずれるので歯の伸びを遅くすることができ、病院へ連れて行く回数も減るのでおすすめです。
まとめ
ハムスターの歯は一生伸び続けるのできちんと管理してあげないといけないということが分かりました。
また、自分でカットするのは慣れていないと危険なので不安な場合は病院で切ってもらうのが良いということも分かりました。
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