可愛くて愛嬌のあるハムスター。
その小さく愛らしい外見で、世のハムスターファンたちを虜にしてます。
今回はそのハムスターの痛みについての記事です。
犬や猫と比べると感情の変化がわかりずらいハムスターですが、彼らは痛みやストレスを本当に感じているのでしょうか。
痛みとは
そもそも痛みとは何なのでしょうか。
我々の身体に置き換えて考えてみましょう。
私たちが感じる痛みとは、体の異常のシグナルなのです。
この「痛み」という信号がなかった場合、危険を回避することや怪我や病気をずっと続けていくことになります。
この痛みとは、通常は無意識的なもので反射に近いものであります。
例えば熱いお湯などがはねて手にかかった時、とっさに手を引っ込めるのは痛みを回避するための反射です。
この行動すらも、痛みという概念がなかった場合起こらない行動なのです。
しかしこの痛み、上手に使えば判断要素として生かすことができます。
足が痛い場合、痛覚があれば足を引きずりますし、ストレスが強くなれば胃が痛くなり、食欲がなくなって食事がとれなくなったりします。
裏を返せば、この反応のおかげでどこが痛いのか判断できるのです。
ハムスターの回避反応
上記で説明したのは人間の痛みへの知識ですが、ハムスターの痛みの回避反応というものは何なのでしょうか。
ハムスターは他の動物に比べると痛みを感じにくい動物で、大怪我をしていても普通に活動していたりします。
さらに彼らは痛みを隠す習性があります。
弱っていると天敵に襲われてしまうので、なついていない飼い主にはより弱っているところを見せないでしょう。
しかし、内臓系の痛みには敏感で、体の中に病気などがある場合は毛並みが悪くなったり、食欲が落ちたり、下痢をしたりと体調不良が顕著に表れます。
いずれにしろ、ハムスターからコミュニケーションという形で痛みを訴えてくることはないので、飼い主が注意して観察してあげる以外に方法はないでしょう。
臆病なハムスター
ここまでの説明で、ハムスターがとても臆病かつ繊細な動物であることは伝わったと思います。
痛みの表現が下手なハムスターとはいえ、噛みつくなどの威嚇行動は本能的に痛みを避けているからとも言えます。
まとめ
以上でハムスターの痛みについての記事は終わりです。
形には現れづらいですが、ハムスターに異常が見られたときは助けてあげたいですね。
この記事があなたのハムスターライフに役立てたら光栄です。
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