ハムスター同士が仲良くじゃれ合っている姿は可愛くて見ていて飽きませんよね。
ハムスターを飼育している飼い主さんにとって、多頭飼いは憧れかもしれません。
ハムスターは、自然界では捕食される側の動物ですので警戒心もかなり強く縄張り意識も強いです。
そのうえ、あまり視力が無いため、匂いに敏感で匂いで安全かそうでないかを見極めていると言っても良いほどです。
多頭飼いの基本は、みんな同じ匂いにしてあげる事ですが、複数のうち一匹だけを飼い主さんが可愛がってしまうと、匂いが違ってきてしまうので攻撃されてしまう可能性も出てきます。
多頭飼いの注意点
- ハムスターの数に応じて必要な大きさのケージを用意する
ケージに関しては、万が一ケンカをしてしまっても逃げる事が出来るようにスペースを確保してあげる必要があります。
- 性別を分けて飼育する
ハムスターは、例え血が繋がっていても繁殖することができるので、性別を分けて飼育しましょう。
また、繁殖期にオスとメスを一緒にすることでケンカの原因にもなってしまいます。
- 匂いをみんな一緒にする
先ほどにも述べたように、ハムスターは匂いに敏感な生き物ですので、飼い始めにケージに入れる際はみんな同時に入れるように心がけましょう。
- エサ皿や回し車など、複数用意する
エサ皿や回し車など、一つだけしかない場合もケンカの原因になってしまいますので複数準備する必要があります。
- 十分な食事の量を与える
空腹時間が長かったりすると、ストレスがたまり仲間を噛みついてしまいます。
また、栄養を補給するために食べてしまう事もありますので、食事の量には注意しましょう。
- 相性の合う個体を選ぶ
もともとペットショップで同じケージに入れて販売されていたハムスター同士であれば、匂いも同じなので問題ありませんが、自宅につれてきて環境が変わることによるストレスでケンカをしてしまう事もありますので、連れて帰った初めのうちは、ケンカをしていないかしっかりと観察してあげましょう。
まとめ
多頭飼いを成功させる基本を書かせて頂きましたが、ハムスター初心者にとっては初めから多頭飼いは難しいので、まずはハムスターの特性を知ることから始める事をお勧めします。
また、ハムスターのケンカは時に傷の深さによって命を落としてしまう事もあります。
そうならないためには、飼い主さんがしっかりとフォローをしていくことも大切です。
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