小動物の糞は健康状態を知るためのバロメーターと言われています。

では、いったい糞にどんなサインが現れるのでしょうか?

そのサインを見落とさないようにするために、今回は糞の特徴について紹介していきます。

ハムスター 糞 多い 食べる

ハムスターの糞に白い虫!これは何?

寄生虫性腸炎の可能性がとても高いです。

ジアルコア、トリコモナス、状虫、ギョウ虫など寄生虫から感染します。

これらの虫は、もともとハムスターの体内に存在しており、通常は悪さをすることはありません。

不衛生な飼育環境のもとで、一気に増殖すると下痢などの症状を引き起こし、体力の低下を招いてしまいます。

もし、糞が緩くなくても白い虫がいれば、寄生虫の感染を疑った方がいいでしょう。

そのような感染のある糞は、しっかりと保存をし、動物病院で検査を行ってもらいましょう。

保存をする際は、手袋をしてチャック付きのクリアパックの中などにラップでくるんで入れると衛生的です。

顕微鏡で見ると、目に見えない卵などを見つけることもできます。

病院で駆虫薬を処方してもらい、それを飲ませれば症状はしだいに回復していきます。

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ハムスターの糞の色!赤いのは?茶色は?

赤い便が出た場合は、2つの可能性が考えられます。

1つは、一時的なものですぐに治まる場合です。

乾燥ニンジンや赤い着色料が使われたペレットを食べた後などに、赤黒い便を出すことがあります。

このような場合は、食べたものが消化されれば通常の糞が排出されます。

ですから、このような場合は、特に心配することはありません。

もう1つは、重大な病を抱えている場合は、上の便に比べて臭いがとてもきつくなります。

飼っているハムスターに血便が見られれば、消化器系、もしくは生殖器系に重大な疾患があるおそれがあります。

手遅れになると治療が難しいので、すぐに近くの動物病院へ行きましょう。

応急処置としては保温と栄養補給しか対処できません。

茶色い便で、無臭であれば、健康の証です。

健康的な糞は茶褐色や黒色が多いですが、直前に食べたものによって便の色も変わってきます。

まとめ

ハムスターの便を観察すると、いろんな情報を知ることができます。

汚いと思わずに、ハムスターを飼育する際は定期的に糞をチェックするようにしてください。

予備知識があれば、いざという時に迅速に対応することができますね。

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