ペットを飼いたいけれど、一人暮らしなので不安という方もいらっしゃるかと思います。
一人暮らしのお部屋で飼える小動物も様々いますが、その中でもハムスターはとても人気です。
今回はハムスターがお一人暮らしのお供に適した理由をご紹介します。
逆説的?!あまり構ってあげられない、だがそれがいい!
ハムスターの性格の特徴として、その臆病さが挙げられます。
周囲の環境の変化に敏感で縄張り意識が強いので、安定した環境の中で一人静かに過ごすことを好みます。
ハムスターを飼う際の基本中の基本として「必ず1ケージに1匹ずつ」ということがありますが、それもこの性格ゆえの注意点です。
一人暮らしをしていると、学校や仕事で家を空けている時間の方が長く、基本的にハムスターはお部屋でひとりお留守番、というケースが多くなるかと思いますが、ハムスター的にはそれは望ましい状態です。
室温の変化などに気をくばる必要はありますが、構ってあげないと寂しさでストレスを感じる動物よりも一人暮らしに適していると言えるでしょう。
さらに餌や水の量、室温のキープなどに気をくばることができれば、数日間家を空けておいてもしっかりとお留守番していてくれるので、帰省や小旅行で3〜4日留守にするくらいであれば問題ありません。
ちなみにそれ以上の長期だったり、室温のキープの難しい季節などはペットホテルも利用できますし、料金も犬や猫、水棲生物や鳥にくらべるとはるかに安く済みます。
また砂浴びや毛づくろいを好み、しつけをせずともトイレを自分で定めて必ず一箇所におしっこをする清潔好きな習性も一人暮らし向きです。
全てのペットの健康上の敵は不衛生さですが、ハムスターはこの綺麗好きな習性から衛生管理がしやすく、匂いも出にくい動物なのです。
構わなくてよいと言っても、懐かない動物ということではありません。
小動物の中でもハムスターは頭のいい動物で、しっかりとコミュニケーションを重ねていけば心を通わせることができます。
もちろん前述の通り臆病なので、少しずつ少しずつ慣れてもらうことが大切ですが、心をこめて世話をしてあげることで信頼関係が結べたあかつきには、甘えて体に登ってきたり、手のひらやポケットでリラックスする可愛い姿を見せてくれるようになります。
まとめ
上述のように、その性格や習性からむしろ一人暮らしの方にオススメしたいのがハムスターです。
飼育に関しての注意点はもちろんありますが、概して飼いやすい動物と言えます。
ハムスターの中でもいくつかの種があり、たくさん触れたほうがいい種、触れないほうがいい種、その中間、また完全に夜行性の種、飼い主に合わせて昼行性にもなる種など様々なタイプがありますので、ご自分の生活スタイルや飼育場面のイメージを考慮して最適な子を選んでみてください。
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