ハムスターを飼いたい!となった場合、どれくらいの費用がかかるものなのでしょうか。
今回は最初に揃える飼育セットなどの費用を調べてみました。
初期費用。飼育環境作りの設備費は?
まず最初にハムスターの飼育に必要な設備品とその値段をみてみましょう。
ペットショップにもネット通販にも実に多く様々な種類の飼育グッズがあります。
今回は遊び用のグッズなどは配して最低限必要な設備のみを対象に、代表的なメーカーの品から一番お手軽なものと高級なものをピックアップしてその値段の幅を調べてみることにしましょう。
①ケージ 2000〜5000円
ハムスターの飼育でまずなくてはならないものですが、デザインや大きさなど最も多種多様なものがあるグッズでもあります。
それにともなってお値段もピンキリですが、ハムスター飼育専用のものに関しては値段が安いからといって機能的に良くないということもありません。
ハムスターの種類や必要な広さ、部屋のスペースなどを勘案して手頃なものを選ぶといいでしょう。
また、下記のグッズの内、回し車や小屋などが予めセットでついているケージもあります。
デザインなどに統一感も出て、お値段もまとまるのでお得な感じがしますが、まれにハムスターの性格によって回し車や小屋にも好き嫌いがあります。
最初はセットで購入するのもいいですが、好みに合わせて他の社の製品に替えなければならないケースもありますのであまり統一感などにはこだわらないほうがいいかもしれません。
逆にトンネルや2階部屋などの拡張性のあるタイプの商品もあり、将来的にハムスターの成長に合わせてそれらを駆使してケージの延長上で遊べるようにしたい場合には多少割高でもそれらを選択するのも手かもしれません。
②給水器 500〜1500円
ハムスターの場合水浴びなどはしないのでお皿タイプの水場などは必要ありません。
逆にあるとこぼしてしまったり、蒸発して気がついたら水分不足に苦しんでしまうなどというケースもあるのでハムスター専用のボトルタイプの給水器が必需品です。
個人的な意見ですが、下に向かった給水口に口をつけて水を飲むハムスターの可愛らしさを楽しめるのもハムスター飼育の醍醐味のひとつかと思います。
③トイレ 300〜700円
お皿タイプの容器を使うよりも、天井のついた専用のトイレを購入した方がハムスターが安心して使ってくれるようです。
④回し車 500〜2000円
これもハムスター飼育に独特な設備です。
上述のようにケージとセットになっていることも多い設備ですが、ハムスターによって好む形状が違ったりする場合もあります。
しかしハムスターの習性上なくてはならない設備でもあるので、好んで使ってくれるものに交換する費用は惜しむべきではありません。
またハムスターは夜行性なので、回し車を使用するのも夜間が主です。
なのでちょっとお値段があがっても静音性の高いものを探すのがオススメです。
⑤ハウス 300〜1000円
これもケージとセットになっていることが多い部材ですが、ハムスターは自分で巣材を運んで巣を作る習性があるため、万が一作り付けのハウスのなかに巣を作らなかった場合は巣を作ろうとしている場所に改めて設置してあげましょう。
⑥エサ皿・砂浴び場 100〜700円
エサを盛ってあげるお皿ですが、とくに専用のものが必要ということではありません。
100円ショップで手頃な深さとサイズのお皿を用意しても構いません。
ひっくり返さないように陶器製のちょっと重めのものがいいでしょう。
また、ペレットなどの乾燥したものと野菜などを分けるために2つ以上置くことが望ましいです。
砂浴びはハムスターにとってのお風呂であり、体を清潔に保つことで病気の予防やストレスの解消になりますので、あった方がよい設備です。
ちなみに砂浴びには砂浴び用の砂を購入した方が良いでしょう。
値段は300円前後です。
近所などから砂を持ってくるとそれに虫や雑菌がついていて病気の原因にもなります。
また砂浴び用の砂はきめ細かく、砂浴びに適した形状になっています。
以上が基本的な飼育環境に必要なものになります。
この他にあると良いものとしては冬場に保温するためのヒーターがあると便利です。
ハムスターは5度以下になると冬眠しますが、冬眠中の管理は意外に難しく、そのまま亡くなってしまうこともあるので避けた方が無難です。
白熱電灯タイプのものから床暖房式まで700〜3000円くらいの幅があります。
余裕があれば床暖房式の方が事故などの危険性は少ないかと思います。
まとめ
ハムスターの飼育のために最初に揃える設備にかかる費用は7000〜15000円くらいという概算になります。
あとは非常に様々なデザイン、機能のものがありますので是非楽しみながら揃えていただければと思います。
今のあなたにおすすめの記事