ハムスターの床材にティッシュを使用したり、遊び道具として稀にティッシュを与えている飼い主さんのサイトをよく見かけます。
実際に、ハムスターに与えてもよく遊びますよね。
自分なりに工夫して寝床を作ったり、手と口を上手に使って作業している姿も可愛くて見ていて飽きません。
しかし、ティッシュには様々な危険もありますので与える際は飼い主さんの自己責任でという形になってしまいます。
ティッシュの危険性
よくあるケースが、ティッシュを口の中(頬袋)にためこんで、頬袋の内側にくっついて自力で出せなくなってしまう事です。
ハムスターは、頬袋にため込んで巣穴に持ち帰る習性がありますので、ほとんどのハムスターがティッシュを与えると頬袋にため込みます。
そのまま、巣穴や寝床に持っていきすぐに出してくれればいいのですが、ずっと入れっぱなしの状態だと張り付いて出せなくなってしまいます。
また、ティッシュは比較的水に溶けにくい性質を持っていますので、たくさん飲み込んでしまうと消化しきれず腸閉塞など病気を招く危険性もあります。
ティッシュを与えたときは注意して観察しましょう
ティッシュを与えたときは、なるべく目を離さず観察しましょう。
もし、自力で出せずに苦戦していたら飼い主さんが出してあげる必要がありますが、嫌がって口を開けてくれなかったり噛みついたりしてしまう事も考え、取り出す際は家族に助けてもらい一人がハムスターを暴れないように抑えて、もう一人が口の中を傷つけないように綿棒などで、かき取るように取り出します。
この時、時間がかかると返って危険ですので素早く行います。
心配な時には、動物病院で獣医さんに取り除いてもらう事をお勧めします。
まとめ
ティッシュを与えるときは、飼い主さんが危険性も十分理解したうえで様子を見ながら与えましょう。
また、少しでも異変が見つかった場合には迷わず動物病院にて診察してもらう事をお勧めします。
ハムスターは体が小さい分、些細な事でも命を落としてしまう可能性もあります。
しかし、あまりにも飼い主さんが神経質になりすぎてしまっても、せっかくのハムスターとの時間が楽しめずに疲れてしまいますので、安全を考慮したうえでハムスターとの楽しい時間を共有できるといいですね。
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