ハムスターの低体温症について調べました。
低体温症の症状や処置方法、回復後のケアをこの記事でまとめました。
低体温症とは?
ハムスターは寒さが苦手です。
気温が5~10℃を下回ると低体温症になるリスクが高まります。
低体温症の症状として第一に挙げられるのが動かなくなること。
一種の仮に亡くなってる状態に陥ります。
体温が下がり、呼吸も少なくなり、そのまま放置すれば亡くなってしまうため即急に保温する必要があります。
気温が下がる冬は特に注意が必要です。
低体温症の処置
タオルなど布に包んでゆっくりと温めてください。
ストーブなどの暖房の前で温めると心臓に負担がきて亡くなることがありますので、急に温めることは絶対にやめましょう。
また、体力が激しく消耗しているため意識がある場合は砂糖水をゆっくり飲ませてあげましょう。
回復後の注意
体調が回復してもまだ油断は禁物です。
翌日容態が急変することもありますので、動物病院でお医者さんの診断を受けて病状の確認をするのがベストでしょう。
体質によって低体温症になりやすいハムスターもいれば、高齢になると(ハムスターの場合1歳半を超えると)低体温症になるリスクが高くなります。
一度低体温症になってしまった場合は再発する可能性が高いとも言われています。
そのため、回復後も注意する必要があります。
10℃を下回らないように部屋の温度管理を徹底する、ペットヒータを設置するなど保温を心がけましょう。
まとめ
ハムスターは温暖な砂漠地方の動物であり、寒冷な日本の冬の寒さは苦手であることがわかりました。
普段からの温度管理はもちろんのこと、回復してもまた再発する可能性もあるため、ハムスター飼育者にとって冬は特に注意を払うべき季節でもあります。
ある日突然、ハムちゃんが動かなくなったら、亡くなったと悲しみにくれるのではなく、保温処置を行えば蘇生することもあります。
可愛いハムスターが元気で長生きできるためにも、低体温症の知識はあって損はないと思います。
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