ハムスターの糞について調べました。
ハムスターの1日の糞
ゴールデンハムスターの場合、1日に5~20g、50~100個の糞をします。
ゴールデンハムスターの体重は平均で120gなので、体重の6分の1もの量の糞をだすことになります。
かなりの量ですね。
健康的な糞は黒や茶色といった色で、食べたものによって色が変わります。
ケージに糞に放置されたままにしておくと衛生上よくないため、3日に一回は床材を取り替えケージの掃除をしましょう。
糞の大きさや形状
糞の大きさは1cmほど。
健康的な糞は俵型のことが多いです。
出たばかりの糞は弾力がありますが、すぐ乾燥して固まります。
柔らかい便(軟便)の場合、形が不安定であることが多いです。
注意すべき糞の色
緑色や黄色の糞は、胃腸が弱ってて消化不良を起こしている可能性が高いです。
真っ黒い便や赤い便は消化器官で出血し、血便を起こしてる起こしている恐れがあります。
軟便、下痢便の場合
ハムスターは下痢をすると著しく体力が減退します。
体力の減退は命に関わるので、緊急に対応することが必要です。
軟便の場合も同様です。
軟便で腸閉塞を起こすこともあるからです。
下痢の原因は様々ですが、特に危険なのが細菌感染が原因で発症するウエットテイルという病気です。
下痢で尻尾が濡れているところを発見した場合はすぐ動物病院に駆け込みましょう。
ハムスターが自分の糞を食べる?
ハムスターは自分の糞を食べることがあります。
食べるのは「盲腸糞」という柔らかい糞であり、この糞は消化できなかったミネラルなどの栄養分が含まれています。
ハムスターは栄養素を再び体内に取り込む目的で自分の糞を食べます。
一見おかしな習性のように思えますが、赤ちゃんのとき離乳食として食べていたことの名残なのです。
まとめ
私が以前飼っていたハムスターはほとんど黒い固形の糞をしていましたが、糞のパターンは実に様々であることがわかりました。
体の大きさの割に糞の量も多かったですが、毎日体重の6分の1近くの糞をすることがわかり意外と大食漢で出す量も多いと思いました。
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