いつもそばにいる飼い主さんだからこそ、大切なハムスターのちょっとした変化に気付いてあげたいですよね。
そこで、ハムスターの鼻息が荒い時に考えられる原因をまとめてみました。
興奮状態もしくは威嚇をしている時
ハムスターは口呼吸ではなく鼻で呼吸しますが、個体によっては、興奮していたり威嚇する時に鼻息が荒くなることもあります。
そっとしていてほしいのに、飼い主さんが無理やり触ったり、機嫌が悪い時には鼻を鳴らして威嚇します。
この場合、時間が経てば治まりますが、寝ているだけなのに呼吸や鼻息が荒い場合は、病気の可能性もありますので、しっかりと観察してあげましょう。
病気が原因の場合もあります
呼吸器系の病気、心不全や肺炎などの病気になっている場合、初期症状として最近元気・食欲がない、鼻息が荒い、くしゃみをよくする等、風邪に似た症状が多くみられ、症状が悪化すると、グタッとしている・呼吸が深く大きくなる等、危険な状態になってしまいます。
ハムスターは非常にストレスに弱く、ストレスから深刻な病気に発展してしまう事があります。
また、不衛生な環境でハムスターを飼育すると細菌に感染してしまう可能性もありますので、定期的にケージの掃除をし清潔を保ちましょう。
熱中症や熱射病
ハムスターは暑さや高い湿度に弱く、梅雨の時期や夏など部屋の温度や湿度が高いと心拍数が上がり息が荒くなります。
この状態が続いてしまうと最悪の場合命を落としてしまう事もあるためエアコンや除湿器を使って一定の環境を保ってあげましょう。
まとめ
ハムスターの鼻息が荒い原因として興奮や威嚇などがありますが、万が一病気が理由の時には少しでも早く動物病院にて診察を受け症状に合った治療をしてもらう必要があります。
そのため、一時的なものなのか継続して常に荒いのかを見極める必要がありますが早めに判断して病院に連れていくことをお勧めします。
家族の一員として迎えたハムスターには長生きしてもらいたいものですよね。
ハムスターを飼育している部屋の温度や湿度を一定に保ち、飼育環境を清潔に整え、普段からしっかりと観察して少しの変化も早めに気付いてあげましょう。
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