ハムスターは繊細な生き物です。

身体の不調があればすぐに症状としてあらわれます。

とくに目やに、くしゃみはハムスターによく見られる症状と言えるでしょう。

ところでハムスターの目やにとくしゃみには共通事項があります。

どちらの症状もいわゆる「風邪」を発端としてあらわれるケースがあるということです。

「風邪」に基づかないケースもあります。

今回はその概要と原因を探って行きましょう。

ハムスター 目やに くしゃみ 原因

目やに

目やにの原因は一般的には、目への直接的な接触による傷、感染を原因とする結膜炎、角膜炎、結膜膿瘍などが代表的なものですが、実は「風邪」や肺炎の症状のときも目やにが出る場合があるのです。

「風邪」は急激な温度変化、不衛生な飼育環境による細菌感染、人間からのインフルエンザ感染などによって引き起こされます。

くしゃみ

くしゃみにも原因はいくつかあります。

  • 風邪

前述のとおりいわゆる「風邪」は鼻炎の症状で鼻汁が出ている場合です。

人間の「風邪」と一緒で放ったらかしにしておくと肺炎へ移行します。

病院でもらった抗生剤を服用して菌がなくなったか獣医さんに診てもらう必要があります。

予防としては、20℃以下に温度が下がらないよう温度調節を、また、菌に感染しないように清掃してきれいな衛生状態を保つなどケージとケージ周囲をきちんと管理することが大事です。

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  • アレルギー 

鼻汁がいつまでもサラサラしていたらアレルギー性の可能性があります。

アレルゲン(アレルギーの原因となる抗原物質のこと)が何かを探ることが大事です。

少なくともケージの床材に針葉樹を使わないことは大事なようです。

また、エサの種類を変えた場合にハムスターに変化がないか注意しましょう。

  • ストレス 

ストレスは風邪を誘発します。

過度に触ったりしないこと。

大きいケージを使用し遊具設備を整えストレスを溜めない環境を保つことが重要です。

まとめ

目やにとともにくしゃみが同時に出ている場合は「風邪」も疑ってみましょう。

「風邪」の疑いがあればむやみに触らないことです。

ストレスを溜めて余計に悪化します。

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