動物の本来の機能だから大丈夫でしょ?と思われがちな冬眠。
ですが、ハムスターにとって命を失いかねない危険な状態なのです。
勘違いされがちなハムスターの冬眠、その実態と対策をお伝えします。
ハムスターの疑似冬眠、その正体は低体温症!
野生のハムスターもそうですが、ハムスターは冬眠を行いません。
それは運動する事によって自ら上げた体温を維持する事が可能な為です。
ですが、私たちが飼っているハムスターはケージの中で暮らす為に体温を上げきる事が出来ない事があります。
自由に動き回れず、体温が下がり続けたハムスターが陥る症状が低体温症です。
そしてその低体温症を便宜的に「疑似冬眠」と呼ぶのです。
そのまま永遠にお別れとなってしまう可能性もある危険な状態です。
そうさせない対策がしっかりありますから、そちらを紹介します。
ハムスターが冬眠しないで済む部屋の温度
ハムスターの低体温症、勿論ハムスターが耐えられない寒さになる為に起こります。
また、急激な温度の低下も原因になります。
それを避ける為はハムスターの住処を温かくしてあげる必要があります。
最低必要温度は15℃以上と言われていますが、快適に過ごす為には20℃以上が推奨されています。
温度だけじゃない!?もう一つ大事な要素が明るさ!
寒いと陥ってしまう疑似冬眠という名の低体温症。
それ以外にもハムスターを疑似冬眠に追いやる要素があります。
それが「明るさ」です。
ハムスターだけでなく、生き物にとって「体内時計」の存在はとても重要です。
つまり、ハムスターの住処をずっと暗くしてしまっていると温度を保っているにも関わらず疑似冬眠に入ってしまうケースが存在します。
ハムスターが快適に過ごす温度を維持するには?
保温対策のグッズが存在します。
保温電球や、ハムスター用のヒーター、綿の布団などがあります。
ただそれだけの対策で大事なハムスターを守ってあげられるのであれば、是非導入してあげたいグッズですね。
人間が寒いと感じる以上にハムスターは寒さに弱いのです。
防寒対策はしっかりとしてあげましょう。
まとめ
実はとっても危険なハムスターの冬眠。
疑似冬眠という名前で、ついつい自然な事かと思いがちですよね。
でも愛するペットを奪いかねない危険な状態だったんですね。
室温が低いことや、ずっと暗いなんて事は人間でも参ってしまいかねない事。
人間よりもずっと弱いハムスターですから、特徴を正しく理解して十分な対策をしてあげましょう。
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