言葉でのコミュニケーションが出来ない動物たち。
その中でも犬や猫と違って分かりやすく異常を伝えてくれないハムスター達は、身体を張って自分の異常を私たちに教えてくれます。
ハムスター達のヘルプの声をしっかり受け取れる様になりましょう。
冬眠なんて嘘っぱち!?本当の名前は低体温症
ハムスターの冬眠は広く疑似冬眠という名前で周知されていますが、この疑似冬眠。
ドラマや映画で雪山に遭難してしまって「寝るな!寝ちゃダメだ!」なんてセリフを交わすシーンがありますよね。
正に疑似冬眠に陥ったハムスターはこの状態にあります。
適切な処置と対策を図る事で回避出来る低体温症ですが、この疑似冬眠に陥る様な環境だと別の病気の可能性が見えてきます。
疑似冬眠から回復しても環境を見直してあげないと意味がない
疑似冬眠は5℃以下の寒い室温やハムスターの住処が適切な明るさにない環境などで陥ってしまいますが、その環境はハムスターにとってとても苦しいものです。
寒さはそのままストレスに繋がりますし、呼吸器官にダメージを与えます。
人間がなる病気にハムスターもなってしまいます。
その恐ろしい病気とは、「肺炎」です。
良く見知った病気ですが、ハムスターには致命的となります。
肺炎に限らず不適切な環境で過ごしたハムスターは様々な病気に罹ってしまいますが、特に肺炎はその罹り易さも含めて緊急性が高いものと言えます。
呼吸困難はハムスターからのSOS
ハムスターの身体はとても小さいものです。
小さい身体という事は症状の進行などもとても早いということ。
症状が現れた時には相当悪化している状態だと思ってください。
そして飼い主がしてあげられる事は限られてきます。
呼吸困難は良い例です。
一刻も早く専門家である獣医さんに連れていくことが必要です。
環境の見直しも含めて獣医さんのサポートを受けてハムスターが長く生きられる様に出来る事はしてあげましょう。
まとめ
ハムスターは誤った接し方、誤った環境などで飼っているとあっという間に病気に罹ってしまいます。
ハムスターを迎えるならば飼い主が正しい知識を付けて正しい環境を用意してあげることが重要です。
彼らは言葉は喋りませんが、あなたの元へ来て良かったと思える様な幸せな生活を送らせてあげられる様にハムスターへの理解を深めてあげて下さい、それが何よりの愛情になります。
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