ハムスターは外見的には、オスメスの区別がしにくいと思われています。
それだからといってどっちを飼っても大した相違はないと思われるかもしれませんが、決してそうではありません。
オスとメスの違いは歴然とありますので、その違いをよく把握してからご自分の好みでどちらにするか決めたほうがよいです。
オスとメスの性格の違い
まずオスとメスの性格の違いが大きいです。
見た目はオスメス判別がつきにくいですが、オスは男社会の人間のように縄張り意識を強烈に持っています。
数匹で飼っている場合、ケンカが起こりやすいです。
またストレスに弱いため体を悪くしやすいです。
メスと違って好奇心が強いといういい面も持ち合わせています。
メスは相対的に人間に慣れやすいです。
環境の変化にもすぐ追いつくので、飼い主に対してもすぐなつきます。
しかし、食い意地がはっているという人間の女性にも当てはまる点があって、ストレスや病気に対しても耐性があり、オスより強いというイメージですが、実際そうなのでしょう。
人間へのなつきやすさという点からはメスに軍配が上がるので、メスを飼う方がいいように思われるかもしれないですが、妊娠状態に入ると、気が荒くなって獰猛になるので、トラブル発生も覚悟しておいてください。
オスとメスの簡単な見分け方
オスとメスの具体的な見分け方というのは、パッと見ただけでは不可能なため、初心者には難しいと言えるでしょう。
まず、肛門と生殖器の位置を確認してください。
子供のハムスターではわからないことが多いです。
メスの場合、肛門と生殖器が近いところにあり、その逆でオスは離れています。
生後1か月半以上経過したオスのハムスターは、お尻が大きくなっているため、一目でそれがオスだとわかるのだそうです。
お尻が大きく見えてくるなんて、人間とは反対ですね。
人間の場合女性のほうがお尻が大きいというイメージですよね。
まとめ
オスとメスどちらにするか、あなたの好みですが、おとなしいタイプのハムスターが希望ならばオスをおすすめします。
メスがいいという人は人間に慣れてはくれるものの、気性が荒いという面(子供を産むと顕著に出ます)がありますので、その点に注意して、単独で飼うことをおすすめしたいです。
複数飼いすると、相性の悪いメス同士の場合、最悪命に関わるトラブルになることもあるそうで、大変怖いです。
とはいっても寿命が長いのはメスですし、やや大きめサイズなのもメスですし、飼うならメスのほうがおすすめでしょう。
環境にも強く、変化への対応力もあるし、食い意地が張っているので、食欲旺盛でしょう。
主食やおやつを上げるのも大変上げがいがあるというものです。
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