ハムスターってかわいいですよね?
そんなかわいいハムスターたちには、少しでも健康に過ごしてもらいたい。
そんな思いにお応えして、今回はハムスターの爪切りの頻度に関して解説していきたいと思います。
なんで爪が伸びちゃうの?
ハムスターの爪はなぜ伸びてしまって、また野生の時はどうしているのでしょうか。
ハムスターは普段、ヨーロッパの岩が密集している砂漠に住んでいます。
とはいえ砂の上ではさすがに生きれないので、地下に穴を掘ってその中で暮らしています。
ということは、野生のハムスターは穴掘りに爪を使っているので、爪を定期的に切る必要はないのです。
ですが、人間の管理下で生活する場合は穴を掘る必要がないので、野生では必要だった爪がどんどん伸びてくるのです。
人間の世界で飼育するには、人間の手で環境に適応させてあげなけばいけません。
爪を切らないリスク
さて、ハムスターの爪を伸ばし続けるとどうなるのでしょうか。
ハムスターの爪はフックのように伸びているので、放置を続けると毛づくろいの時に顔をひっかくようになってしまいます。
さらに伸びた爪は飼育用具にひっかかり足を骨折してしまう可能性があるのです。
ハムスターにも飼い主さんにも何の得もありませんので、伸びてきたらすぐ切ってあげましょう。
どのくらいの頻度で切ってあげる?
では、肝心のハムスターの爪を切る頻度ですが、4カ月に一回見てあげる程度でいいと思います。
爪が2~3ミリくらい伸びていたら、自分で切るか小動物も診察してくれる病院に連れて行ってあげましょう。
ハムスターの指先には血管が通っているので、あまり頻繁に爪を切ってしまうのも危険なのです。
特に運動量が落ちてくる高齢のハムスターは穴掘りなどをしなくなるので、さらに爪が伸びやすくなるようです。
事前に防ごう!
爪の伸びすぎを事前に防ぐ方法もあります。
- 砂場を作る
ゲージの中に砂場コーナーを設けてあげましょう。
野生のころと近い環境で穴掘りをさせてあげれば適度に爪が削れていきますし、なによりハムスターのストレス解消にもつながります。
- ザラザラのハウスを用意する
爪が伸びるのを防止するために、ザラザラしている専用のハウスが売っています。
これなら住んでいるだけで爪が削れて行きます。
まとめ
以上でハムスターの爪に関しての解説は終わりです。
たかが爪でもハムスターにとっては大事になるかもしれない事です。
人間界で一緒に暮らすには、我々も責任をもってハムスターとの生活を築いていきましょう。
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