ケージの底に敷く素材を床材といいますが、実にいろんなものが売られています。

初めて飼育される方は、悩まれたり、迷われたりされると思います。

そこで今回は、最適な床材と床材の量について話していきたいと思います。

ハムスター 床材 量

ハムスターにおすすめの床材は?

床材の種類は、いろいろとありますが本当におすすめできるものを2つ紹介します。

繊維状に細く裁断したウッドチップは、ほとんどが広葉樹を原料としたものです。

繊維状のチップは、機能的にも、ハムスターの生態にもあっているので、少し高いですが適しています。

野生のハムスターは食べ物に困ると、木の皮を食べることもあるようです。

ですから、ウッドチップなら誤飲しても消化できるので安心です。

紙の素材の中では、新聞紙が最も適しています。

吸水性、衝撃吸収など、床材として利用すしやすいからです。

ちなみに、ここでいう新聞紙は、インクや紙が乾燥した古新聞のことを指しています。

新聞紙は再生することを考え、水に溶け繊維に戻ってしまうように作られています。

大豆を原料としてインクが使われていることが多いので、飲み込んでしまっても安全です。

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ハムスターの床材の量は?

どれだけの量を敷けば良いという明確な基準はありません。

しかし、ハムスターをしっかりと覆うことができる量を敷くことを基本と考えましょう。

初めてハムスターを飼育される場合は、床材を多めに敷いておくと失敗することはありません。

床材のデコボコが気になったり、柔らかかったりする場合は、飼い主が押して固めるなどして調整してください。

ハムスターは毎日寝床を作ることはありません。

巣材で体を固定して、お腹から伝って逃げる熱で、巣箱の入り口を塞いで巣箱の中の室温を調整しています。

なぜなら、巣穴を自分で掘り、寒暖の差が少ない場所に寝室を作り、就寝時でも外敵に注意しているからです。

しかし、チャイニーズハムスターだけは、巣の中でも巣材に埋もれてぐっすりと寝るようです。

まとめ

ハムスターの床材としておすすめなのは、繊維状のウッドチップと古新聞です。

これらの素材は誤って食べてしまっても、あまり大きな悪影響は見られません。

床材を敷く時は、多めに敷いて、頻繁に交換しないように注意しましょう。

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