ハムスターは繁殖するために発情期を経て、妊娠出産を行います。
メスの発情期は約4日であり、4日に1度排卵しますが、その際にうまくタイミングが合い、受精すれば妊娠・出産します。
今回はハムスターの妊娠・出産についての期間などについてお話ししていきます。
ハムスターの妊娠に適してる時期
ハムスターは暑い夏や寒すぎる冬などが苦手な生き物です。
過ごしやすい春や初夏、秋ごろまでが繁殖には適している時期とされています。
メスは4日に1度排卵しますが、発情期の環境としては日照時間が12時間~14時間、気温が20~22度の気候が良いとされています。
その他にも個体差やオスとの相性などの兼ね合いもありますが、発情期の共寝の優先権は主にメスが持っているとされています。
妊娠に適している年齢
オスは生後1か月くらいから性成熟しており、繁殖が可能とされていますが、若い時期に繁殖を行うとストレスが多くなったり、子食いの原因になったりする可能性があります。
妊娠に適している時期としては、オスメスともに1歳くらいの年齢が良いとされており、それ以上になっても出産に対するリスクが大きくなったりする可能性もあります。
妊娠期間
メスが妊娠し、出産までの期間には種類や個体差などによって異なります。
比較的体が大きめのハムスターに関しては妊娠期間が16~18日、中程度の大きさだと18~20日、小さいものだと19~22日と体が小さい程、妊娠期間が長くなります。
それでも人間のように10か月とまではいかず、大体2~3週間程度で出産になります。
妊娠・出産の兆候
妊娠すると10日程経過した頃にメスのお腹がふっくらとしてきます。
歩き方がゆっくりとなり、乳首が赤ちゃんを育てる為にはっきりと出てきたりして、体にも変化が見られます。
2~3週間ぐらいして出産が近づくと、メスもオスも落ち着きがなくなる事が多く見られます。
主な変化は寝床を入念に確保するようになり、巣からあまり出なくなります。
出産の準備をしている際にはストレスを与えないように、掃除を最低限にしたり、多めの餌や水を準備してあげると良いでしょう。
まとめ
妊娠したメスはストレスを感じやすくなっていたり、ナーバスになっていたりする可能性もあります。
ハムスターの飼い主は、ペットの妊娠・出産の兆候に気付いた際にはそっと見守るようにあくまで裏方に徹するように心がけましょう。
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