ハムスターを飼うときに必ず使用する物の一つに床材があります。

これにはさまざまな種類が有り、一長一短があります。

一例を上げると、ウッドチップ、ペーパーチップ、新聞紙、砂や土、コーンチップなど沢山あります。

今回はこの中から、砂とひのきのチップについて語りたいと思います。

ハムスター 床材 ひのき 砂

一般的には庭にあるような自然の土は使用しません。

雑菌の心配があるからです。

ここでいう砂というのはテラリウム用の人工砂、牡蠣を砕いた砂など粘り気がなく清潔で粗い砂のことです。

特に牡蠣の殻をくだいて作ったような人工砂は粒が荒いので、砂の下にも空気が通りやすく、温度を下げやすい効果があります。

そのため夏場限定で床材と利用しても問題のでにくい素材です。

砂浴び用に売られている焼砂も熱加工されているので、滅菌されており清潔で、粘り気がない粗い砂ですが、人工砂に比べると、粒が小さく、粉末に近くなるほど、再利用しづらく、ホコリっぽくなり、他の問題も出てくるので、牡蠣砂、テラリウム用の人工砂の方が何かと便利です。

砂の欠点

砂は直接ケージに敷くと、研磨剤を広げているようなものなので当然傷がつきやすく、最悪割れてしまうこともあります。

そうならないためにも、新聞紙の上などに敷いたほうが安全です。

ホコリ問題も発生します。

人工砂は他の砂に比べれば粒が粗いため飛散することも少ないですが、目に付いたりすると結膜炎になったりするので気をつけましょう。

また、粘り気のある食材(バナナなど)を知らないで本能的にハムスターが食べてしまうと、砂も一緒に誤飲するので注意してくださいね。

また、当然のごとく、砂では寝床も作れずに、温度も下げやすいので、空中サーモスタットやパネルヒーターなどを使わない限り、保温には適していません。

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ひのき

ウッドチップには針葉樹を使った(松や杉など)細かい葉をしたもののチップと、広葉樹(ポプラ、ユーカリなど)一般的な葉っぱの形をしているものの2種類があります。

「ひのき」はその中で針葉樹のチップの部類に分類されています。

針葉樹チップの安く購入できることが一番大きいです。

ただ、広葉樹チップに比べ、アレルギーを起こすことが少し多く、禿げたり、呼吸器疾患を起こす場合があるので注意が必要です。

当然、ペットショップで販売されているものですから、そんなに心配することはありませんが・・・

その中でも、ひのきは香りがいいので消臭効果も見込まれるようです。

広葉樹のチップはその逆で、お値段お高めで、針葉樹よりは少しアレルギーに対してましかなってところが利点だと思います。

まとめ

床材ひとつとってもさまざまな種類があったのがわかってもらえたでしょうか?

機会があれば他の床材のことを載せることがあるかもしれませんが、これを読んでもらい、ハムスターについて興味を持ってもらい自分でググってみる楽しみを感じていただけたら幸いです。

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