ハムスターのケージにあるもの・・・思い浮かべると真っ先に出てくるのは回し車ではないでしょうか?
あの一生懸命くるくる回す姿を見ると、つい笑顔がほころんでしまいますよね。
そんな回し車についてのお話です。
静かな回し車
前述したようにハムスターが、元気にくるくると回し車で一生懸命走っているのを見るのは、ほほえましい光景であり、大きな楽しみの一つではないでしょうか?
しかし、嬉しい半面、困ったこともあります。
それは回し車を回す音です。
本来ハムスターは夕方から行動を始めだし、真夜中にかけて元気になっていく夜行性の動物です。
当然人間にとって、夜中は就寝の時間であります。
そんな夜中にカラカラ、ゴロゴロと回し車を元気に回されたら、飼い主の方が寝られなくなってしまいます。
そこでいくつかの対処法を上げたいと思います。
- 回し車をダンボールなどで覆う、布をかける
応急処置的な方法ですが、ある程度の音漏れは防げます。
ただし、真夏の暑い時などは、ケージの室温上昇を招きますので用心してください。
- 油で回し車の軸の潤滑を良くし、回りを滑らかにする
軸がなめらかになれば音も低減できるので、期待できると思います。
同時に、軸が錆びていないか、異物が挟まっていないか点検して、不具合があるときは同時に処置しましょう。
使用する油も出来れば、ハムスターがなめてしまっても害がないような油なら、ベターではないでしょうか?
- 回し車はしっかりとケージに固定する。
回し車はぐらつくことなくしっかりと固定されていますか?
ぐらつけばガタガタと音がする原因になるので、しっかり固定してください。
- 静音設計の回し車に取り替える。
これが一番手っ取り早く、効果の大きい対処法でないでしょうか?
ネットで調べると「サイレントホイール」という商品が好評のようで、1500円前後で購入できるようです。
回し車で寝ている
飼っていると、寝床でなく回し車で寝ている光景を目にしたことはありませんか?
これはケージの中の温度が、ハムスターにとって適温でない可能性があります。
暑いため、なるべく通気性の良くて涼しい回し車の中で寝ているということも考えられるので、室温対策を考えたほうが良いかもしれません。
ハムスターにとっては20度から26度くらいが適温になります。
まとめ
何度も記述していますが、飼い主にとっては、回し車は元気で愛嬌がある、ハムスターの行動を見て楽しむもの、ハムスターにとっては不快ストレスを発散するため、運動不足にならないための大事なアイテムです。
どちらも回し車が原因で嫌な思いをしまいためにも、上手に利用できたらいいですね。
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