ハムスターの下痢について、原因から対処法を調べました。
ハムスターの下痢は危険
ハムスターは体内で水分をうまく代謝するため下痢をすることは滅多にないですが、感染症やストレス、飼育環境など様々な原因で下痢を起こすことがあります。
ハムスターは体が小さくエネルギー消費が多い動物であり、下痢をすると栄養失調で衰弱し亡くなることがあります。
そのため、即急の措置が求められます。
ウェットテイル
ハムスターの下痢でもっとも危険な病気がウエットテイルです。
この病気は下痢によってお尻から尻尾のあたりが濡れた状態になります(「ウエット」は「濡れた」、「テイル」は「尻尾」という意味です)。
カンピロパクターなどの細菌やウイルス、寄生虫などの感染で発症すると考えられています。
この病気はハムスターによくみられ、重症化すると衰弱して命に関わります。
下痢で尻尾が濡れていたらすぐ動物病院で診察を受けてください。
対処法
ハムスターの下痢は命に関わることがあるので、まず動物病院に連れて行きましょう。
下痢が続くと腸が体の外に飛び出る「直腸脱」になる危険性があるますので、いち早くお医者さんに診てもらう必要があります。
その次に、体に必要な栄養分や水分が排出されているため水分補給と消化のよい食事をあげましょう。
水分補給は普通の水だけでなく、薄めたスポーツドリンクをお皿に入れて飲めるようにするとなおよいでしょう。
また、ハムスターはストレスに弱い動物であり、騒音にさらされる環境や振動の多い環境に置かれるなどストレス刺激が多いとより衰弱することがあります。
静かで落ち着いた環境でゆっくり回復するのを待ちましょう。
まとめ
ハムスターの下痢は衰弱しやすく命に関わることを把握しておくことで、可愛がっているハムちゃんがうっかり亡くなることを未然に防ぐことができます。
ハムちゃんが一日でも健康に長生きできるようにするために、下痢をもよおしたり尻尾が濡れていたりした場合はいち早く動物病院へ。
ハムスター飼育の鉄則だと思いました。
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