下痢ぐらい数日したら自然と治るだろうと思ったら大間違い!

ハムスターにとって下痢は生死に関わる危険な症状に一つです。

ハムスターのような小動物は省エネ体質で、すぐにエネルギー不足に陥り、下痢から回復することなく亡くなってしまうケースも少なくありません。

今回はハムスターが下痢になってしまう原因と回復までの対処法をご紹介します。

ハムスター 下痢 回復

ハムスターの下痢の原因は?

ハムスターの下痢の原因は大きく3種類に分けられます。

1つ目は牛乳やお菓子といった甘味料を多く含んだ食べ物を与えすぎていること。

これらの食べ物は水分の吸収を阻害しがちで、下痢の原因になります。

油分の多い食べ物も与えすぎると下痢の原因となります。

2つ目は餌の与えすぎからなる肥満による運動不足。

餌を与えすぎる→肥満になる→運動不足に陥る→血流が悪くなり体が冷える、とこのような順序で下痢を引き起こしてしまいます。

3つ目は細菌感染。

細菌感染による下痢は腸にある細菌やウイルス、寄生虫を体外に排出するまで続き、止めてはならないので仕方ないですが、下痢は続いてしまうのでハムスターは弱ってしまします。

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回復までの対処法

まず下痢の原因を考えてみましょう。

それに応じて動物病院に連れていく必要の有無を判断し、看病をしてあげましょう。

最低限すぐにしなければならないのは、ケージをきれいに保つこと、体が冷えないようにケージを温めること、下痢で失われた水分や塩分補給のためにスポーツドリンクを与えることです。

下痢で弱ったハムスターはストレスにさらされると体がどんどん弱って抵抗力が落ちてしまいます。

ケージをきれいに保って清潔な環境を整えてあげましょう。

ケージを温めるにはケージを密閉しないように新聞紙や毛布でケージを覆ったり、ペット用のヒーターを設置したりするとよいでしょう。

水分補給として普通の水の横に少し薄めた常温のスポーツドリンクを与えましょう。

体の弱ったハムスターが感染症にかからないように、雑菌の増えやすい皿はこまめに取り換えましょう。

まとめ

ハムスターが下痢になったとき、適切な対処法をとればハムスターは回復します。

ハムスターの様子を見ながら、慌てずに看病をしてあげましょう。

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