ハムスターの歳の取り方
体が小さいハムスターは平均寿命が短く、一般的にどの品種も、1年半〜3年程度と言われています。
生まれてから一年半を過ぎると睡眠時間が長くなったり、毛が抜けやすくなったりしてきます。
品種によって多少のばらつきもありますが、全体的に生後3週間程度で3〜4歳になります。
半年で21歳〜23歳、一年で26〜35歳、一年三ヶ月になると、35〜53歳となります。
ハムスターの平均寿命と一般的に言われている三年を経つと、80〜104歳というかなりの高齢になります。
生まれて一年程度だと年齢にあまり差はありませんが、一年半を過ぎると、ジャンガリアンハムスターは体が比較的小さいために加速して行き、三年過ぎると100歳以上になります。
一方で体の大きいゴールデンハムスターは三ヶ月に約10歳ずつ歳を取るので、4年を過ぎた頃に100歳くらいになります。
一年半くらいから起きるハムスターの行動や変化
ハムスターの老化のサインは体の表面に現れるものや行動や仕草でわかります。
これからあげるパターンが出てきたら老化の始まりと言えるでしょう。
- 毛並みが悪くなったり毛が薄くなってきた
歳をとると栄養がうまく回らなくなるので毛並みが悪くなります。
抵抗力の低下や体力の低下によって毛づくろいがうまくできなくなるのも原因の一つです。
- 餌の量が減ってきた
歳をとると、内臓機能が弱くなり、消化不良を起こしやすくなります。
カロリーの高いものから、野菜中心のものに変えてあげましょう。
- 回し車で遊ばなくなった
ハムスターも人間と同じで体の機能が衰え思うように動かなくなります。
高齢用の回し車に変えてあげたり少し低い位置に設置してあげましょう。
- 瞳が白っぽく濁ってきた
これは、白内障になっている恐れがあります。
よく犬にも現れますが、ハムスターでもよく見られます。
しかし目が非常に小さいため、手術を行うことができません。
適度な運動とバランスの取れた食事で予防することができます。
まとめ
ハムスターも人間と同じように歳をとっていきます。
老化のサインが少しでも見えてきたら、ハムスターの年齢にあったものに変えてあげてください。
少しでも長く一緒に居るためには必要なことです。
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